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08月03日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
今日も猛暑日でした。
だいぶ身体が暑さに慣れてきたようです・・・。
豊島区高松2丁目の『FPの家 H邸』では、外壁の断熱工事が始まりました。
もちろん弊社の場合は、FPウレタン断熱パネルを柱間に充填します。
こんな感じです。
軸組み工法って、地震等で横から力が加わると変形します。
これを防ぐのが筋違いや面材耐力壁です。
必要十分な長さの耐力壁をバランスよく配置すれば、大きな地震が来ても倒壊する事はありません。
でも面材で囲ってしまえば、さらに安心できる訳です。
もちろん弊社でも、耐力壁をバランスよく配置する事で、耐震等級3を確保しています。
許容応力度計算で、安全性も確認済み。
その際、耐力壁は筋交い&耐力面材で構成しています。
FPウレタン断熱材を充填した状態を撮ってみました。
柱間-2mm、梁間±0mmの精度でつくられたパネルを躯体に嵌め込んだところです。
妻壁に充填する3角型のパネルも準備OK!
あとは、これを嵌めるだけ・・・。
ご存じでしたか?
全てのパネルの上下左右には、厚さ30mm×巾105mmの木枠があります。
ここを躯体に密着させ、釘で固定。
これがFPウレタン断熱パネルの施工方法です。
木枠が無ければ、釘で固定出来ないでしょ?
そして木枠の中に硬質ウレタンが詰まっています。
ちなみに発泡倍率は30倍!
だから、ウレタン部分を踏んでも凹みません。
温度や湿度を徹底管理された専用工場で1枚1枚丁寧につくられているから、高精度で出来不出来もありません。
そのせいでしょうか?
断熱材のくせに、耐震性もある事が実証されています。
2016年の話です。
筋違も入れず耐力面材も張らないFPウレタンた断熱パネルに力を加えて、変形具合を確認したんです。
その結果、壁倍率が2.1倍であることがわかりました。
国交省も認めてくれています。
凄いでしょ!
でも不思議ですよね?
断熱材パネルを入れただけで、なんで耐震性が向上するの?
でも私は以前から、この結果を予測できていたんです。
FPウレタン断熱パネルには、イラストのような片筋違入りのパネルも用意されています。
もちろん、襷掛け筋違パネルもあります。
この片筋違入りパネルの耐震性も、以前に実証していたからです。
このパネルには45mm×100mmの筋違を入れて、硬質ウレタンフォームを充填しています。
だから、本来の壁倍率は2.0倍になる筈でしょ?
でも、この時の実験では3.7倍という結果が出ていました。
当然この壁倍率も、国交省に認定されていました。
2.0倍が3.4倍になっているんです。
これって、ウレタンと木枠が何らかの影響を躯体に与えてるって事でしょ?
だから筋違が入っていないパネルも、ある程度の耐震性は期待できると思っていました。
ちなみに弊社では、この壁倍率はカウントしていません。
パネルの強度は無視して、耐力面材と筋違で耐震性を評価しています。
パネルの強度分は、イザという時の秘密兵器という訳です。
面剛性が高まると、地震等による気密性の低下も起こりにくくなるそうです。
気密シートや気密テープに掛かる負担を軽減できるという事なんでしょうね。
FPパネルって、色々な部分で長期に渡り頑張ってくれています。
まさに縁の下の力持ちって感じなんです・・・。
posted by Asset Red
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