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08月10日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り。
雨が降らないで良かった・・・。
練馬区貫井4丁目に建つ『FPの家 I邸』の話です。
本日、24時間換気システムの風量測定を行いました。
測定に先立ち、全ての自然給気口を全開放!
写真のように、上を開けて下を閉めるのが基本です。
こうすると、真っすぐ下に冷気が降りるのを防げるんです。
その後、排気口の開度調整を行いました。
写真の開度は『5』。
全開状態です。
こっちの開度は『4』です。
この違い、わかりますかね?
内側の穴あき部分が回るようになっています。
5~1までの5段階で、風量を多くしたり小さくしたり出来るんです。
換気設計時に、必要風量と配管延長や曲がりの数等を鑑みて開度を決定します。
でも施工具合により、設計通りになるとは限りません。
それを確認するのが、風量測定という訳。
全ての排気口の開度を設定したら、いよいよ風量測定を開始します。
換気システムのコントローラーです。
黒いダイヤルを1~9まで回すことで、換気風量を変えることが出来ます。
まずは設計時の設定に合わせて、測定スタート!
測定器のチューブ先端にあるピトー管を排気口中央の穴に差し込みメーターの針を読みます。
それぞれの排気風量と合計風量を見ながら、コントローラーの値や開度を調整して完了です。
第3種換気システムは、換気扇で建物内の汚染空気を強制排気。
建物が負圧になるので、壁に明けられた自然給気口から新鮮空気が入る仕組みです。
その際、自然給気口に取り付けられた花粉フィルターで粉塵や花粉の侵入を防ぐ事が出来ます。
でも、このフィルターが曲者なんです。
意外と圧損が多いんです。
気密性能の低い家であれば、問題ありません。
でもC値が0.5㎠/㎡を切るような建物の場合、給気口から入る新鮮空気の量が少なくなるんです。
その分、数を増やしてますが、増やすにも限度があります。
設計時よりも、換気風量のダイヤルが大きくなるんです・・・。
その分、消費電力が多くなります。
フィルターを通気性の高いものに変える手もあります。
でも、花粉の侵入を防げないんですよね・・・。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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