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昨日、職人から電話が入りました。
現場に設置している『キーBOX』が開かないらしい。
弊社では、工事中の現場の出入りに『コンストラクションキー(コンスキー)』を採用しています。
コンストラクションキーとは、その名の通り『建設用の鍵』。
建築工事をする際に工事業者が使う仮のキーです。
工事中の建物にはさまざまな業者が出入りするでしょ?
実際にその建物に住む人が同じキー(本キー)を使うのは、防犯的にも気分的にも不安です。
工事の間だけ使い、本キーを挿すと使えなくなるのがコンスキーなんです。
これなら安心でしょ!
でもコンスキーは、1つの玄関ドアに対して3個しか納品されません。
出入りする職人の数に対して、圧倒的に足りないんです。
そこで弊社では現場にキーBOXを設置し、その中にコンスキーを入れています。
キーBOXは安全に鍵を収納できるボックス付き南京錠です。
施・解錠は4桁のダイヤルをあわせるだけでOK!
カギも不要です。
好きな4桁の番号を設定することができるので、防犯上も安全でしょ!
現場ごとに、4桁の数字を出入りする職人に知らせれば好いんです。
でも古くなると、ダイヤルがシビアになってきます。
少しでもズレていると開きません。
今回も、そのようですね。
電話を切った後、2回目の電話はありませんでした・・・。
そろそろ、新しいキーBOXに買い替えた方が良いのかも?
昔の鍵の管理は、もっといい加減でした。
私が建設業界に入った頃の鍵と言えば、サッシシマリでしたから・・・。
サッシシマリとは、掃出窓の下框に取り付ける簡易錠のようなもの。
今では在宅中の防犯強化や換気中の防犯に利用されているようです。
両面テープ+サッシビスで簡単取付が出来ます。
施錠も解錠も、専用の鍵を差すだけなんです。
この鍵も、全て共通です。
たくさん用意しておいて、職人に配っていました。
工事が終わったら外して、ビス穴に穴塞ぎシールを貼って完了!
鍵がない時は、荷積テープで開ける事もできたんです。
そう、あの黄色くて固いテープです。
なんとも、呑気な話でしょ?
ふと、懐かしく思えました・・・。
他愛もない昔話です。
posted by Asset Red
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