blog
09月07日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り。
気温、30℃超えたのかな?
意外と涼しかったんですよね。
それよりも台風の進路の方が気掛かりで・・・。
来ないで欲しいなぁー・・・。
では現場の話です。
中野区上鷺宮2丁目の『FPの家 O邸』では、和室の気密施工の真っ最中!
ナント、今回の和室は真壁造。
柱と柱の間に厚さ75mmのFPウレタン断熱パネルを充填し、その上に厚さ12.5mmの石膏ボードを貼ります。
そして超久し振りの聚楽仕上げ・・・。
いつもは紙クロス仕上げの大壁和室ですから・・・。
そりゃもう、楽しみです。
でも真壁造って気密施工が容易ではないんです。
写真は電線&CD管をFPパネルをくり抜いて通している様子です。
真壁造だと、配線スペースを取ることが出来ません。
だから断熱材の中を通すしかないんです。
硬質ウレタンにカッターを入れ、マルチツールを使ってほじくります。
FPパネルに硬質ウレタンを充填する前の写真です。
写真のように、上枠と下枠の間には一定間隔で胴縁が入っています。
これが、ほじくる際に邪魔なんです。
先程の写真を良く見ると、所々に胴縁が入っているのが見えるでしょ!
配線が終わったら、発泡ウレタンを充填します。
そして硬化次第、平らに切削します。
切削したら、アルミテープを貼ります。
自然給気口周りも同様です。
FPパネルを丸く繰り抜き、スリーブを入れ、隙間に発泡ウレタンを充填。
硬化次第平らに切削し、アルミテープを貼ります。
後は、この上に石膏ボードを貼って完了です。
ちなみにいつもであれば柱とFPパネルの取り合い部にアルミテープを貼りますが、真壁造の場合には貼りません。
その代わり、外側にアルミテープを貼って気密処理を行っています。
大壁造であれば写真のように配線スペースを設けられるので、FPパネルをほじくる必要はありません。
FPパネルを貫通する電線の周りのみ、写真のようにアルミテープを貼るだけでいいんです。
真壁造でつくる和室って個人的に大好きなんですが、断熱・気密的には色々と難しいですよね。
もちろん外側に発泡プラスチック系断熱材を付加して、断熱性能は十分満たしていますけど・・・。
それでも断熱欠損はあるので、補強に手間が掛ります。
丁寧にやらないと、せっかくの高断熱・高気密も台無しです。
昔の真壁和室って、とっても寒かったんですよね・・・。
とにかく隙間風がひどかったんです・・・。
でも今の真壁和室は大丈夫!
ちゃんと施工していますから!!
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。