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朝から汚い写真、すいません。
弊社事務所に設置されたパネルヒーターから出るドレン水の様子を撮った写真です。
左上の塩ビ管が、ドレン管となります。
良く見ると、水滴が垂れているでしょ?
只今パネルヒーターは、絶賛冷房中!
ガンガン冷やして、結露水をドバドバ捨てている訳です。
だからドレン管からは常時、結露水が排出されているんです。
そして今回の主役は、ドレン管下に広がるドロドロとした半透明の物体です。
これ、スライムって言います。
そう、あのスライムです。
イラストほど、かわいくありませんが・・・。
ドロドロとしたゼリー状の物質を、スライムと呼ぶらしいですよ。
パネルヒーターもエアコンと同様に、冷房時には結露水をドレンパンに受けます。
そしてドレンパンに溜まった結露水は、ドレン管を通り排出されます。
結露水の中には、空気中に含まれる様々な細菌が存在するんです。
また結露を繰り返すことで、ドレンパンにはカビが発生します。
これらのカビ菌や雑菌も一緒に、ドレン水には含まれている訳です。
この菌や微生物は、汚れや水分を栄養として発生・増殖を繰り返します。
そしてドロドロとした粘液(バイオフィルム)が生まれる訳です。
これがスライムの正体です。
今回の場合は、勝手にドレン管から外に出ていました。
でも普通のスライムは、大抵ドレンパンやドレン管に留まっているんです。
そして結果的に、排水不良を引き起こします。
だから定期的に退治しなければなりません。
えっ退治の方法ですか?
ドレンホースクリーナーを使って、配管内のスライムを吸い出す方法があります。
先端のノズルをドレン管先端に挿し込み、ドレン管に詰まった水を吸い込めばいいんです。
水の中に含まれるスライムごと、吸い取ってくれます。
ただしドレン管に水が溜まっている事が前提となります。
ノズルを挿して、水が溜まるまで待つ事もあります。
引手を引けば、水を吸う事が出来ます。
その際に、決して引手を押さないでください。
結露水が逆流して、エアコン本体から水が出てしまいますから・・・。
ドレンパン自体や熱交換器自体の汚れに関しては、クリーニング業者に依頼しましょう。
自分でやろうとして分解なんかしたら、大変な事になります。
専門家にお願いする事をお勧めします。
ちなみに先程の写真で、スライムの周りにある緑色の物体は藻だと思います。
常に湿っているし、栄養も豊富だから、元気に繁殖しているんだと思います。
posted by Asset Red
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