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09月15日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ時々曇り。
まだまだ真夏日は続きます。
雷もなりましたね。夏も終わるのかな・・・。
では現場の話です。
豊島区高松2丁目の『FPの家 H邸』では、気密施工が始まりました。
写真は1階床板に穴を明け、そこに給水・給湯管を通している様子を撮ったもの。
ちなみに青い管が水、赤い管がお湯です。
管の回りに隙間があるでしょ?
まずは、この隙間を埋めなくてはいけません。
だって穴の向こうは、外なんです。
外気が入って来ちゃうでしょ!
発泡ウレタンを用意し、ノズルを穴の奥まで刺し込みます。
この『奥』までというのがミソなんです。
発泡ウレタンって、吹いた所から手前に発泡します。
奥には、ほぼ発泡しません。
だから、奥までノズルを挿し込まなければダメなんです。
奥まで挿し込めば、厚さ105mm+24mm分の発泡ウレタン
そして手間に引きながら充填します。
過発泡しないように、様子を見ながら充填します。
床の場合、出っ張った部分はカッターで平らに切削しなければなりせん。
削り取ったウレタンは、ゴミなんです・・・。
このあと、平らに切削して気密テープを貼ります。
でも今日は行いません。
まだ発泡ウレタンが乾いていませんから・・・。
施工イメージを挙げておきます。
『現場発泡ウレタン』って、イラストのように綺麗に奥まで充填されないんですよね・・・。
こっちは洗面化粧台用の給水・給湯配管です。
既に気密テープを貼っています。
次は壁貫通部の気密処理の様子です。
電動シャッター用の電源線から・・・。
外部のシャッターBOXからのFケーブルが、FPウレタン断熱パネルを貫通しています。
ちなみに線回りの穴は、かなり大きめにしています。
線の回りに発泡ウレタンを充填する際に、ノズル先端が入る隙間が欲しいからです。
ちなみに、ノズル先端の太さは8mm程度あります。
ここも床と同様にウレタンを切削し、アルミテープで気密処理を行いました。
コレ、何の写真だかわかりますか?
FPウレタン断熱パネルに明けられた、自然給気口ようの開口なんです。
白い部分が、硬質ウレタンフォームの断面となります。
硬質ウレタンフォームって硬いでしょ?
だから、穴周りのテープ処理が簡単なんです。
簡単かつ、確実に貼る事が出来るんですよね・・・。
ここに塩ビ管を入れて、隙間に発泡ウレタンを充填!
硬化したら、アルミテープを貼ります。
ここは配線野縁の中なので、はみ出したウレタンを切削する必要はありません。
そのまま上にアルミテープを貼れば良いんです。
樹脂サッシと躯体の回りにも、発泡ウレタンを充填しました。
写真のサッシ左側に、灰色のウレタンが見えるでしょ?
一般部と異なり、窓周りには灰色の発泡ウレタンを充填します。
ウルトのプュアロジック・フレックスという
弾性発泡ウレタンです。
弾性の為、建物の動きに追従する事が出来ます。
窓周り施工に適した発泡ウレタンという訳。
ちなみに一般的な発泡ウレタンの3倍、追従性があります。
-15℃の寒冷地でも施工可能!
硬化時間が短いのも、良い点だと思います。
このあと、躯体とサッシをアルミテープで隙間なく貼り合わせます。
水道配管
換気・空調配管
電気配線・配管
床や壁を貫通する穴は、全てにこうした気密処理を行います。
同様に外側には、防水処理も行います。
こんな感じでしばらくは、気密&防水処理が続きます・・・。
posted by Asset Red
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