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練馬区谷原5丁目で工事中の『FPの家 K邸』の話です。
土台敷きまで少し日が開いたので、基礎の回りに先行配管を行いました。
隣の緑部分が隣地です。
あまり、敷地に空きがありません。
だから、建物が建つ前に配管工事を行いたかったんです。
いずれにしても、重機は入りません。
スコップを使い、人力で掘るしかなんです。
でも建物の外壁を汚す心配が無い分、この段階の方が気が楽でしょ!
ちなみに弊社では、排水管を耐圧盤の下に埋めません。
立ち上がり部分にスリーブを入れ、そこに塩ビ管を通すようにしています。
基礎の下に配管を入れると、何かあった時に手を付けることが出来ないでしょ?
塩ビ管って、かなりの長寿命ではありますが、それでも交換不要ではありません。
だから基礎下に埋設するのはNGなんです。
同様に、コンクリートに埋めるのもNGです。
埋めてしまったら、抜く事が出来ないでしょ!
弊社ではコンクリート打設時に先行スリーブを入れ、その中に塩ビ管を挿入しています。
だから、いつでも交換が可能なんです。
図のように、スリーブを用いて耐圧盤~立ち上がり部分を通す工法を見掛ける事もあります。
でも弊社では、こうした工法は採用しません。
配管とコンクリートの間の隙間から、雨水やシロアリが侵入する恐れがあるからです。
以前にも拙ブログに書かせてもらいましたが、シロアリは体表が乾くのを恐れます。
だから風や日光を嫌うんです。
地面の中から日光に当たらずに基礎内に入れるトンネルがあれば、シロアリは万々歳でしょ!
しかもシロアリって南国生まれだから寒い所が苦手なんです。
でも配管って、排水が流れているから意外と暖かいんです。
だから配管周りって、意外とシロアリの巣ができやすかったりするんですよね・・・。
でも立ち上がり部分にスリーブを入れて配管すれば、地中から直接侵入する事は不可能でしょ?
しかも、配管とスリーブの隙間に防蟻シーリングを充填しておけば、より安全です。
基礎から灰色の配管が見えて恰好悪いとは思います。
でも家をシロアリから守る為には仕方ないでしょ!
目立たない位置に配管を通す事は可能ですから・・・。
posted by Asset Red
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電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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