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先日、お世話になっている建材商社の担当者が弊社を訪ねてくれました。
色々な話をしましたが、換気システムの話が多かったように思います。
でも、心に響く話はありませんでした。
でも、目を引く製品はあったんです。
換気システムって、様々な関連パーツがあるでしょ?
別に新製品って訳でもないんですが、以前にご紹介した記憶もないので、この機会にご紹介しようと思います。
『サイクロン式給気フード』という製品です。
1種換気システム用の給気フードとなります。
給気フードとは、給気ダクトの先端外壁側に取り付ける部材です。
排気ダクトの先端外壁側に取り付ける場合は、排気フードといいます。
ダクト内に風雨や虫などが入ってこないようにするのが目的です。
材質はアルミ・ステンレスが一般的ですが、樹脂製もあります。
ちょっとゴツイでしょ?
サイズも、一般的な給気フードよりも大きいんです。
決して恰好良くもありません。
一般的な給気フードは、こんな形。
こちらもダクト内に風雨が入り難い構造になっています。
でも虫は入って来るんです。
そこで、網が設けられている事が多いんです。
でも、この網が問題になるんですよね・・・。
虫の死骸が詰まって、風が入らなくなるからです。
風が入らなければ、換気システムは本来の働きをしません。
当然、換気不良を引き起こします。
網に詰まった虫ゴミを撤去しなければなりません。
1階ならば、脚立を立てて作業を行う事が出来ます。
でも2階だと、長梯子が必要になります。
立地条件によっては難しい場合もあります。
3階は、どう考えたって無理でしょ?
つまり足場を架ける必要がある訳です。
弊社でも、以前に網を取る工事を行った事があります。
結構大変でした。
費用もバカになりません。
でも、網を付けたままという訳にはいかないんです。
網を付けなければ、虫が入って来ます。
入って来た虫は、ブロックしなければなりません。
換気システムの給気側に、フィルターを取付ける事になります。
以前に回収した交換前のフィルターです。
左端に虫の死骸が見えるでしょ!
だから定期的に、交換もしくは清掃しなければなりません・・・。
面倒だし、こうしたフィルターって結構高いんですよね。
ここで、サイクロン式給気フードの出番となる訳です。
イラストのように、構造は至って簡単です。
給気の勢いで羽根を回し、ゴミを遠心力で弾き出してくれます。
だから、特別な動力は必要ありません。
当然、電気代はかかりません!
弾き飛ばした虫ゴミは、ベンチュリー効果で自動排出してくれます。
だから定期的に回収する必要はありません。
これならフィルターの虫汚れを、手を汚すことなく抑える事ができる訳です。
フィルターに虫の死骸を見つけると、結構ショックだったりするんですよね・・・。
目詰りがないから換気システムの風量も落ちません。
フィルター清掃も年1回でOK!
当然、フィルターも5~10倍長持ちします。
外壁に雨垂れ跡が付かない構造です。
既設フードとも交換可能!
なかなか良いでしょ?
ちなみに虫の侵入を95%カットしてくれるそうです。
電気式と違い、故障が少なくモーター交換が不要というのもうれしいですよね。
だだしメンテナンスは必要です。
定期的に内部の掃除をしなければなりません。
蜘蛛の巣が引っ掛かっていたりするようです。
だから取付場所を考える必要があります。
清掃しやすい場所に取付る事。
可能であれば、1階が良いと思います。
道路側だと、無恰好かもしれませんね。
posted by Asset Red
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