換気棟って意外と高価ですが、小屋裏温度を下げるために増やす事をお勧めします。

 

 

 

 

 

中野区上鷺宮2丁目で工事中の『FPの家 O邸』の話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく換気棟の取付が完了しました。

切妻屋根部の換気棟は、とうの昔に終わっていたんです。

でも片流れ屋根部の換気棟だけ、残っていたんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真のように、防火破風板を張った後に納めるタイプだからです。

弊社では杉の破風板下地を大工が取付け、防火破風板を専門業者が取付ています。

取り付けるタイミングは、通気胴縁施工が終わり、軒天ボードを張った後としています。

その為、屋根工事が終わってから、しばらくの間は換気棟が取付けられません。

もちろん、その間は軒先部の下葺き材を長くして防水テープ処理をしています。

大雨が降っても雨水が入らないようにしている訳です。

現場的には問題ないんですが、換気棟だけ残っていると歯にモノが詰まっているような気がするんですよね・・・。

ようやく終わって、サッパリしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで換気棟の長さが、小屋裏換気の最低基準により決められているのをご存じでしょうか

上図を参考にした値を小屋裏面積に乗じて必要最低面積を求め、それを超えるように設置しなければなりません。

当該現場の場合であれば、『軒裏または壁吸気・棟換気』に該当しています。

その為、吸気孔1/900以上+排気孔1/1600以上をクリアできればOKという訳。

でも弊社では、この値を気にせずに付けられるだけ換気棟を設置するようにしています。

それこそ、端から端まで付けているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうする事で上図のように、最低面積分設置に比べて小屋裏温度を低く抑えることが出来る訳です。

換気棟って意外と高価ですが、夏季に小屋裏温度を下げるために増やす事をお勧めします。

少ない投資で大きな効果を得られるからです。

冷房エネルギーを少なく出来るし、小屋裏の結露を防ぐ事が出来ます。

建設現場って、大抵冷暖房がないでしょ

こうした素の状態の温度環境がダイレクトにわかるんです。

換気棟の多寡で、室内温度が全然違いますから・・・。

そうそう、室内ではリビングの天井羽目板の施工が始まりました。

勾配天井部はクロス仕上げとなりますが、平らな部分にのみ羽目板を張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

天井点検口を設けなければならない箇所があるので、目地追いで苦労しましたが、うまくていって良かったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

壁との取り合いは、目透かし納まりにしました。

あと、ちょっとで終わります。

後は玄関庇の軒天に貼るだけ・・・。

天気が崩れないことを願うばかりです。

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