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失敗談です。

築11年超の弊社OB宅の話となります。

当時はアルミ樹脂複合窓を採用する事がありました。

このお宅でも、防火対応のアルミ樹脂複合窓を採用しています。

ある日、ご主人から電話を戴きました。

「勝手口に鍵を付けたいんだけど・・・。」

調べてみると、確かに勝手口があります。

そして、外鍵がありません。

中から鍵の開け閉めは出来るんだけど、外からは出来ない訳です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デジタルカタログを見ると、シリンダーレスとシリンダー付の2種類が設定されていたようです。

外から鍵の開け閉めをする必要はないという判断をしたんだと思います。

でも実際に暮らしてみると、外から鍵の開け閉めを行いたい！

そう感じたのかもしれません。

早速、メーカーに相談してみました。

そして数日後・・・。

メーカーからの回答は、シリンダーレスドアをシリンダー付ドアに変更は出来ない！というものだったんです。

既に部品供給が止まっている為、防火対応のシリンダーが存在しないらしい・・・。

「カバー工法による対応となります。」との事。

でもカバー工法って、防火対応になってないでしょ？

「法令順守の観点から、交換工事はお勧めできません！」

と言われてしまいました。

しかもカバー工法って、結構費用が掛かるでしょ？

気密性能も落ちるんですよね・・・。

どうせ防火ドアでなくなるのなら、シリンダー交換をした方が良いのかも？

違反工事でも対応してくれる業者探しから始める必要がありそうです。

困った・・・。