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10月14日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り時々晴れ。
気温も25℃には届きません。
豊島区の『FPの家 F邸』の基礎工事で、新しい製品を試してみました。
コレです。
住宅基礎用ダイヤレンと言います。
シングル配筋基礎用のスリーブ補強筋です。
ちなみにスリーブとは、構造部材に空ける貫通孔のこと。
基礎にスリーブを設けた場合、状況によっては補強筋が必要になります。
以下、メーカーページからの抜粋となります。
住宅基礎用ダイヤレンは、3階建て以下の木質系(在来軸組講法・枠組壁工法)及び鉄鋼系(軽量鉄骨構造)住宅等の布基礎及びべた基礎において、シングル配筋された基礎梁部分に設けられる貫通孔における孔周囲に補強する開孔補強筋です。
補強計算は不要で、店舗等の基礎にも適用可能です。
安全に施工できるスリム加工溶接「KS-F溶接」を採用しており、シングル配筋に最適な重なりのない形状となっております。
住宅基礎シングル配筋用既製スリーブ補強筋として初めてBCJ評定(一般財団法人 日本建築センター BCJ評定 -LC0150)を取得しました。
弊社では、基礎の立ち上がり部分に水道配管やガス配管を通す為のスリーブとしてボイド管を設ける事があります。
その径は最大で100mm。
小さいものであれば、50mmというところでしょうか。
基本的に、鉄筋を切る事はありません。
その為、Φ50mmのスリーブの場合は補強筋不要と考えています。
Φ100mmのスリーブも、不要かもしれませんね。
それでも念の為、補強するようにしています。
従来はD10筋を曲げて使っていました。
でも今回は、試しにダイヤレンを使ってみた訳です。
思ったよりもゴツイ!
これが初見の感想です。
写真のように、あばら筋の真ん中にダイヤレンを固定。
その中心にスリーブを入れました。
ダイヤレンの中心にスリーブを入れれば、鉄筋とのかぶり厚さも確保できるので便利ですね。
でもダイヤレンにスリーブを固定する事が出来ません。
仕方なく、スリーブホルダーを兼用する事にしました。
良く見ると、スリーブに黒いリングがくっ付いているでしょ?
こんな部材があるんです。
でも調べてみると、スリーブ固定金具付ダイヤレンNSという製品がありました。
これなら、スリーブを固定できそうです。
でも、結構高いんですよね。
注文する際に、運賃も掛かります。
あばら筋への固定には結束線を使うので、鉄筋を加工しても手間は変わらないかも・・・。
今後の採用は要検討!という事で・・・。
鉄筋を切ってしまう場合には、使ってみようと思います。
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。