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10月19日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は気持ち良い秋晴れ❣
気温も久々に26℃を超えました。
でも作業の邪魔にはなりません。
だって湿度が低いんだもん!!
練馬区谷原5丁目に建てている『FPの家 K邸』では、FPウレタン断熱パネル(以下、FPパネル)の施工が行われています。
FPパネルは弊社イチオシの多機能パネルです。
これを柱間に充填すれば、様々な機能を発揮してくれます。
以下、代表的な例を挙げてみましょう。
①耐震性の向上
②断熱性の向上
③気密性の向上
FPパネルは、上イラストのように4方を木枠で囲まれた硬質ウレタンパネルとなります。
片筋違・襷掛け筋違を入れる事も出来ますが、筋違なしのパネルでも2.1倍の壁倍率を見込むことが出来ます。
国交省の認定も取得しています。
耐力面材と併用すれば、高倍率壁も実現できる訳です。
木造軸組工法って、地震に弱いイメージがあるでしょ?
以前は2×4工法と比較されて、よく揶揄されていたのを思い出します。
でも最近の建物は、床・壁・屋根を耐力面材で囲った面構造。
地震等の外力に強くなっているんです。
FPの家の場合は、更に軸組間にFPパネルが充填されているので、より安心できる訳です。
でも硬質ウレタンフォームって、発泡プラスチックでしょ!
火に弱いんじゃないの?
と言う人も多いと思います。
以前、悲しい事故が起こりました。
とある下小屋に火災が起きたんです。
ここには、FPパネルがたくさん置かれていたそうです。
火が納まった後の積まれたFPパネルは、写真のように焦げていました。
でも、ずらしてみると中は写真のようにきれいなままです。
表面は焦げたけど、中身は無事だったんです。
電話帳を焚火にくべても表面が焦げるだけで、中身が残るのと同じです。
紙もウレタンも熱を通しにくいので、表面は焦げるけど中までは熱が伝わりません。
発火温度に達しなければ、燃える事もないんです。
もちろん火災時に有効な耐火被覆は行います。
でも耐火被覆も、ずーっと効果が期待できる訳ではありません。
炎が耐火被覆を貫通した際に怖いのは、壁内にある空隙なんです。
ここを炎が上っていきます。
そして躯体を燃やしてしまうんです。
でもFPパネルが隙間なく入っていれば、炎が走るスペースもありません。
少しは安心できたでしょうか?
先日施工した、1階床の写真です。
左側の写真を見ると、柱とネダノン合板の間に隙間が見えるでしょ?
ちなみにネダノン合板の下には、土台間にFPパネルが充填構されています。
ここには隙間なんかありません。
でもネダノン合板と柱には隙間が出来てしまいます。
そこで弊社では、この隙間に発泡ウレタンを充填します。
この後も、色々な処理を施すんですが・・・。
柱脚金物との取り合いも同様です。
水道配管も然り・・・。
後だやろう!なんて思っていると、ついうっかり忘れてしまいます。
隙間を見つけたら、すぐに対処するのが基本です。
写真は梁の外側に明けられた座彫り&構造金物です。
ここにも、発泡ウレタンを充填します。
こんな感じに、この時期は発泡ウレタンが大活躍!
色んな部分に吹き付けます。
そして硬化したら、平らに切削します。
厚みのある部分には、2度3度と分けて
吹き付ける事もあります。
発泡ウレタンは空気中の水蒸気と反応して発泡するので、あまり厚く吹くと水蒸気不足で発泡不良を起こす事があるんです。
そして、『注意すべきポイント』がもうひとつあります。
発泡ウレタンを充填する際には、奥までノズルを挿し込む事!
吹いた所から表面に向かって発砲するので、そうしなければ奥にはウレタンが入りません。
意外と知らない方が多いんです・・・。
壁にFPパネルを充填し始めました。
FPパネル図面を見ながら、柱間にFPパネルを嵌め込んでいきます。
上部を先に入れ、下部をウレタン掛矢で叩いていれます。
上下ともに入ったら、後は四隅を順番に少しづつ叩き入れるのがポイントです。
横方向・横方向のクリアランスは、それぞれ2mm・0mmと非常に少なくなっています。
だから真っすぐに入れないと、中々入りません。
とてもコツ&体力のいる作業なんです。
1階壁の様子です。
そして2階壁。
今日中に、あらかた入れ終わると思います。
朝一番、FPパネルの外側に張る耐力面材が搬入されました。
毎度お馴染みの『タイガーEXハイパー』です。
引き続き、これを張っていく予定です。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
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上記をご確認ください。