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11月04日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れのち曇り。
またしても気温が25℃を超えました。
コインパークから現場まで歩いていると、うっすらと汗ばむのがわかります。
もう今年も、あと2か月しかないんですよね・・・💦💦💦
中野区で工事中の『FPの家 O邸』では、外壁にモルタル塗りを行いました。
弊社の基本は、外壁通気層工法です。
だから透湿防水シートの外側に通気層を設け、その外側にラス網を貼ります。
そして今回は、ラス網の上にモルタルを塗りました。
ラス網が隠れる程度にモルタルを塗り付ける『下塗』という工程です。
網付けとか下擦りなんて言い方をする職人もいます。
そもそもモルタル塗りとは、湿式工法である左官工事の一種です。
コテを使い壁や床などに塗り、そのまま仕上げたり塗装下地にしたり、タイルなどの下地にも用いられます。
今回の場合は、スイス漆喰の下地となります。
またモルタルは一般的に普通ポルトランドセメントと砂を1:3の割合で空練りしたものに水を加えて練り合わせたものがよく使われますが、これに砂利を加えるとコンクリートになります。
ご存じですか?
モルタル塗りって一発で仕上げる場合もあれば、複数回に分けて仕上げる場合もあるんです。
例えば弊社では、基礎の上塗りが前者であり外壁のモルタル塗りが後者となっています。
複数回に分けて仕上げる場合は、それぞれの目的も違うんですよね・・・。
下塗りを行う際には強度を重視し、仕上げである上塗りは奇麗さを求めています。
一般的には下塗りは富調合、上塗りは貧調合のモルタルが適していると言われています。
富調合とはセメント量が多いモルタルを指します。
強度が高く付着性も良いため、作業しやすいのが特長です。
ただしセメントが多いので、セメントの収縮により大きなひび割れが出やすくなります。
また貧調合は、逆にセメント量が少ないモルタルを指します。
強度は高くありませんが収縮が少なくひび割れしにくくなるので、きれいに仕上げることができます。
今回は下塗りの為、富調合モルタルを使いました。
また下塗りと上塗りの付着をよく目的で、くし目もつけています。
くし目はモルタルが完全に乾く前に、櫛目鏝を使ってつくります。
写真が、くし目鏝です。
平らな面よりも、凸凹のある面の方が表面積が大きくなるでしょ?
その分、付着力が大きくなるそうです。
この状態で1週間程度、モルタルを乾燥させます。
よく乾かしたら、上塗りを行います。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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