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耳の痛い話を書こうと思います。
産業廃棄物全体で、建設系廃棄物が占める割合は20%程度なんだそうです。
それにも関わらず、不法投棄量では約74%が建設系廃棄物で占められているそうです。
不法投棄量・件数ともに年々減少しているにも関わらず、不法投棄件数の約43%は排出事業者(他産業も含む)によるもの・・・。
建設業界のモラルを疑っちゃいますよね。
不法投棄は自然を破壊するだけではありません。
生活環境上の支障にもなり、その除去には多大な税金やコストが必要になるでしょ!
まずは廃棄物を見分けることが重要だと思います。
廃棄物には『一般廃棄物』と『産業廃棄物』の2つがあります。
前者は家具や電化製品など、事業活動とは直接関係のない廃棄物となります。
これらは解体工事やリフォーム工事の際に、事前にお客様が処分する必要があります。
また後者は、廃棄物処理法に基づいた適正な処理を行わなければならない廃棄物。
うっかり捨てると法律違反になります。
環境に配慮した適正な処理って、色々と大変なんです。
例えば廃棄物の増大によって、最終処分場の(埋め立て可能な)残余年数がひっ迫しているのをご存じでしょうか?
そこで求められているのが
リデュース
リユース
リサイクル
による廃棄物のダイエットなんです。
そもそも長持ちするモノを使えばリデュース(排出抑制)になるでしょ!
定期的なメンテナンスを行う事で、寿命を延ばすことも出来ます。
捨てるのではなく、他に転用すればリユース(再利用)となります。
最近はリユース市場も大きくなりつつあるそうです。
ネットで検索すれば、引き取り手がすぐに見つかるかも知れません。
捨てたり燃やしたりするのではなく、再資源するのがリサイクルです。
木製品であれば、色々と利用する事が出来ます。
捨てちゃうなんて、勿体ない!
そもそも家だって、耐震性や省エネ性が高ければ壊して建て直す必要なんて無いんですよね。
必要な部分に必要な補強を加えれば、軽微なリフォームで対応できる筈。
そうすれば、大量の産業廃棄物を排出する事もありません。
こうした家を計画すれば、リデュースになります。
家を占有するのではなく、自分たちに合った家に住み替えるのも有効だと思います。
生活スタイルに合わなくなれば、家を変えれば良いんです。
建て替えに関わるエネルギーは激減すると思うんですよね。
でも、その為には、あまり個性的な家をつくらない事が重要です。
普遍的な家であれば、すぐに住人も見つかるでしょ!
個性的な家だと、難しいと思うんです。
日本の家も欧米の家のように、100年以上住み続けられるようになって欲しいんですよね・・・。
posted by AssetRed
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