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中野区の『FPの家 O邸』の話です。
昨日、外壁モルタルの上にスイス漆喰の下塗りを行いました。
上図はスイスしっくいの一般的な構成を示しています。
今回行ったのは、7番のミネラル下地材の施工となります。
ミネラル下地材って、製品名なんですよね・・・。
ちょっとビックリでしょ?
カルクウォール&カルクファサード施工時の専用下地材となります。
内装、外壁いずれにも使用可能です。
これをモルタル下地の上に塗ると、下地とスイス漆喰の密着性が高まります。
また色むらや水引きを抑える効果があるようです。
塗りあがりの画像を貼ってみました。
塗ってみるとわかりますが、表面がザラザラになるのでスイス漆喰が塗りやすくなります。
モルタルの上に塗ると、コテが滑るんです。
でもミネラル下地材を塗ると、滑らなくなります。
この効果も大きいと思います。
施工に先立って、養生を再確認します。
地面や水道配管の養生。
屋根の養生。
窓の養生。
軒天や防火破風板との取り合いのマスキング、土台水切のマスキング等です。
これらが出来ていないと、うっかり落とした時に汚しちゃうんです。
付いちゃうと、中々落ちないんですよね・・・。
養生をチェックしたら、ローラーを使って塗り始めます。
下地が完全にまっ白く隠れるまで塗るのが基本です。
ちなみに先程のペール缶に攪拌棒を挿し込み、十分に混ぜた原液をそのまま使います。
意外とドロッとしているんです。
また、塗っている間もミネラル下地材の成分が沈殿するので、掻き混ぜながら施工するのがコツです。
これを塗った翌日以降に、スイス漆喰を塗ります。
posted by AssetRed
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電話:03-3550-1311
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