blog
休日を利用して、ブルーノ・タウトの旧洗心亭を見学してきました。
といっても、そんな大袈裟な話ではありません。
紅葉見物のついでに、ちょっと寄っただけなんです。
ブルーノタウトは、日本の工芸デザインやモダニズム建築に多大な影響を残した建築家です。
桂離宮を始め、伊勢神宮・白川郷の合掌造り等の日本美を再発見し、世界にその伝統美を紹介した事でも知られています。
また1920年代に設計したベルリンの近代集合住宅群4件が、2008年ユネスコの世界遺産として登録されています。
ナチスドイツの台頭を避け、エリカ夫人と共に国外へ脱出し、昭和8年(1933年)に来日しました。
当初敦賀に滞在した後、日本国内を転々としていましたが、昭和9年(1934年)から高崎市出身の井上房一郎氏に招かれています。
その際の滞在先が、少林山達磨寺境内にある佐藤寛治氏の別荘であった洗心亭です。
ちなみに佐藤寛治氏は、当時帝国大学農学博士でした。
建物は大正時代に建てられ建物は、 平屋の6畳+4畳半の二間でした。
当時のまま保存されているそうです。
こじんまりした建物でした。
なんとなく寒そう・・・。
でも日射は期待できそうです。
残念ながら、中には入る事が出来ませんでした。
どうやら事前の予約が必要なようです。
若干の寄付をすれば、見せてくれるらしい・・・。
知らなかった・・・。
外観だけでも、見る事が出来て良かったと思います。
機会があれば、今度は中を見てみたいですね。
でもタウトが設計した訳じゃないんだ・・・。
ここでタウト夫妻は2年3ヶ月を、ここで過ごしたそうです。
家具や竹細工の設計を行っています。
タウト夫妻の過ごした時間を共有できた気がしました。
木の外装って、風情があっていいですよね。
ちゃんと手入れをすれば、経年劣化も気になりません。
サイディングじゃ、こうはいきません・・・。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。