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練馬区谷原で工事中の『FPの家 K邸』の話です。
只今、フローリング施工の真っ最中!
今回はブラックチェリーの無垢フロアーを採用しました。
写真のようにユニタイプを採用!
厚さ15mm×巾90mm×長さ1818mmの床を
1枚1枚、丁寧に張っています。
緑色の部品はスペーサーです。
床材同士がくっ付かないように、これを挟んで釘を留め付けます。
そして、後で取り外します。
この作業って、結構面倒なんです。
でも床材同士をくっ付けて張ってしまうと、湿気で床が膨張した際にウグイス張りのようになっちゃうんです。
隙間の大きさは樹種や床の厚さ・巾によって異なります。
しかも、下に敷いているのは制振ゴムです。
床上の振動を伝えないのが特徴の防音材ですが
その反面、上に留めた床材が動いてしまいます。
その分、隙間を大きくしなければなりません。
床鳴り防止用の接着剤を使えばいいんですが、弊社では極力接着剤の使用は控えたいと思っています。
なかなか、うまくいかないんですよね・・・。
この辺りをうまい塩梅でまとめるのが、経験値って奴かもしれません。
ちなみに弊社では、カレコレ20年くらい、この施工を続けています。
そうそう、今回採用したブラックチェリーって、こんな木材です。
ブラックチェリーは『チェリー材』とも呼ばれ、日本でも家具の素材として使われています。
馴染みのある言葉で言えば、アメリカンチェリーの木ということになります!
そう、赤黒いサクランボみたいなアレです。
日本のヤマザクラと同じ、バラ科の広葉樹となります。
日本国内では家具として多く使われていますが、アメリカでは、その丈夫さから棺桶の材料としても使われているそうです。
でも曲げ強さ・圧縮強さ・耐朽性・耐衝撃性は強くもなく、弱くもないといったところ。
加工はしやすいけど、硬度が高いため道具の刃先を鈍らせてしまうそうです。
その特徴は以下の通り。
①経年変化が激しい
経年変化が激しいといっても、劣化や腐敗が激しいわけではありません。
左の写真が新しい状態、右が経年後の写真です。
ブラックチェリーは、年月が経つにつれて、味のあるキレイな色合いに変化します。
②スベスベした肌触り
緻密で滑らかな木目を持ち、毎日の拭き掃除だけでキレイな光沢感が生まれます。
③淡い杢目
細い道管が不規則に並んでいるため、淡い木目と滑らかな木肌になります。
ブラックチェリーという名前とは、ちょっとイメージ違いますよね?
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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