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シリーズでお伝えしている中国木材㈱の『米松 構造用乾燥材ドライビーム 』の話。
今回は、その4回目となります。
元ネタは、『家の骨の本』。
中国木材㈱の発行した小冊子です。
のんびりと時間を掛けて家づくりを行っていた昔とは違い、昨今は工期短縮やコストダウンが叫ばれて久しいでしょ?
当然、木材をじっくりと自然乾燥させる時間はありません。
前回書いたように、自然乾燥には膨大な手間とそれなりに広い場所が必要ですから。
また構造体を現場で乾かすなんて事も出来ませんよね・・・。
だからと言って未乾燥材を使うのも、心配です。
どんなに加工精度が高くても、木材は徐々に変形を始めます。
2年もすれば、家全体に色々な影響が出るかもしれません。
床が傾いたり
壁や天井にひびが入ったり。
扉の開閉に支障が出たり、床がミシミシ音を立てる事もあります。
隙間が大きくなって、寒い思いをするかも・・・。
こんな現象は『木造だから仕方ない!』で済まされるものではありません。
未乾燥材の使用
これが大きな問題なんです。
そしてもっと怖いのは、歪みやひび割れから接合部に歪みが生じて家全体の強度が低下する事。
木材が痩せてしまえば、構造金物も緩んでしまいます。
木材と木材をしっかりと繋ぐ構造金物も、接合が緩ければ効きません。
耐震性が低下し、寿命も縮めかねません。
続く・・・。
posted by AssetRed
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電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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