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今朝は冷えましたね。

駐車場に停めてある社有車のフロントガラスが凍っていました。

星が綺麗に見えていたし、放射冷却の影響だと思われます。

放射冷却（ほうしゃれいきゃく）とは、高温の物体が周囲に電磁波を放射し温度が下がる事。

身の回りのあらゆる物においても日常的に見られる現象です。

 

 

 

 

 

 

 

 

試しに、両手を合わせて擦ってみてください。

掌が温かくなったら、イラストのように頬に近づけてみましょう！

1cm程度離すのがポイントです。

しばらくすると、掌からほんわりと温かさを感じる筈です。

これが放射です。

ここでは、高温の物体が温めた掌であり、低温の物体が頬に当たります。

天気予報で耳にする放射冷却も原理は同じです。

 

 

 

 

 

 

 

地球の熱が冷たい宇宙空間に電磁波を放射し、地面の温度が下がります。

でも厚い雲があると、雲に邪魔されて放射量が減ってしまいます。

だから天気の良い日の方が気温が下がるんです。

意外な事に放射冷却は、昼間でも起こっています。

考えてみれば、当然の事なんですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

でも昼間は太陽光を受けて地上は暖かくなっているでしょ！

逃げる熱より受ける熱の方が大きいんです。

だから放射冷却を感じません。

秋から冬を挟み、春までのよく晴れた風の弱い夜間に気温が下がりやすいそうです。

フロントガラスと同様に、屋根にも霜が降りていると思われます。

これが屋根を傷めるんですよね。

カビや藻の発生原因に繋がるからです。

断熱施工をしっかりとしなければ、天井温度も下がる筈。

頭がスースーするから、目が覚めていいかもしれませんね？

 

今朝は霜柱が立っていたかもしれません。

でも、そんなモノを見つける余裕もないんですよね・・・。

もう少しゆとりをもった生活をしないといけませんね。