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01月19日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
今日も、少し春めいた陽気でした・・・。
板橋区の『FPの家 H邸』では屋根の下葺き材を施工しています。
葺いているのは、毎度お馴染みのウルト社製ウートップハイムシールドルーフ2SK。
JIS A6111に適合した高耐久透湿ルーフィングシートです。
とにかく長い名前が玉に瑕!
以下、2SKと省略させていただきます。
でも性能は凄いんです。
なんと言っても、80年相当の耐久試験にて高耐久性能を確認されている点が凄いでしょ?
現在のところ80年相当までの耐久性しか確認する試験方法が認められていないそうですが、100年に相当すると思われる耐久試験を行ってみると以下の性能をクリアしていたとの事。
①釘穴止水性
②防水性
③透湿性
④強度等
100年経っても、現行のJIS A6111をクリアできている訳ですから安心でしょ!
そもそも屋根の防水性って、下葺き材が担保しているんです。
屋根仕上げは、紫外線や飛来物等から下葺き材を保護するのが本来の目的なんです。
それなのに、下葺き材の耐久性が10年程度しか保証されていないなんて変ですよね。
屋根を葺き替えない限り、下葺き材を葺き替える事なんて出来ないでしょ?
そもそも屋根材よりも寿命の短い下葺き材って、存在自体が変だと思います。
せっかく屋根の上に上がったので、下葺き材の施工状況を確認してみましょう。
拙ブログにも挙げた下葺き施工のポイントに従ってみたいと思います。
まずは、製品名を確認したいと思います。
ウルトのブラインド名がプリントしてあります。
ウートップ ハイムシールド ルーフ。
2SKのプリントはありませんが、問題ありません。
次は施工のポイントです。
①ルーフィング類は、材料の長手方向を屋根の流れ方向に対して垂直になるように広げ、軒先から施工を始めて水上側へ葺き始める。上下(流れ方向)は100mm以上、左右は200mm以上重ね合わせる。
ちゃんと長手方向を屋根の流れ方向に対して垂直に葺いています。
もちろん、水下の軒先から水上に張り上げていますよ。
上下の重ね寸法は100mm以上。
写真ではシートの上端から下端までの寸法を計測しています。
1360mm!
シート本来の巾は1500mmですから、重ね寸法は140mmになります。
左右の重ね寸法は200以上。
手で触って、段差の距離を測りました。
問題なし!
もっとも、横方向に繋ぎ目を設ける事はあまりありません。
見にくいと思いますが、写真中央に繋ぎ目があります。
目を凝らせばと、ステープルが留まっているのが見えると思いますよ。
ちなみに設ける場合は、繋ぎ目の上に専用テープを貼るようにしています。
ウルト社製ユラソール サーモHT。
対紫外線性能:12か月
耐熱温度:-30℃~+120℃
という、ルーフィング用のテープです。
②たるみ・しわ・波打ちなどが生じないように、下地になじませて敷き込む。
丁寧に張られています。
③必要に応じてステープルを用いて仮留めを行い、ステープルの打ち込みは必要最小限とする。アスファルトルーフィング葺きのステープルの打ち込み間隔は、下葺きの重ね部分は300mm程度、その他は900mm程度とする。
メーカーのマニュアル通りであれば、ステープルは下葺き材の表面に出て来ません。
重ね部分の下側下葺き材にしか、留めませんから。
下葺き材の上端表側と下端裏側には粘着部があり、ここを野地合板もしくは下葺き材の粘着部に貼り付けるようになっています。
でも弊社では、重ね部分の上側のシートの上からステープルを留めてしまいます。
ステープルの留め付け間隔は150mm程度。
そして、この上にテープを貼ってしまいます。
粘着テープが剥がれると、心配でしょ?
あくまでも念のため・・・。
④透湿ルーフィングおよび粘着層付改質アスファルトルーフィングの葺き方は、下葺き材製造者の指定とする施工方法を順守する。
透湿ルーフィングですから、ウルトの指定する施工方法を順守しています。
⑤「軒先」と「けらば」の葺き方は、屋根材製造者の指定する施工方法を順守する。
弊社では、軒先に金属製の軒先キャップを取付ています。
そして、その上に下葺き材を敷き込み、専用テープで留め付けています。
けらばも同様です。
職人に聞いてみると、このテープの評判が良いんです。
接着力が強いのが良いらしい。
「一度貼ったら、もう剥がれないと思いますよ!」
「屋根屋にしてみれば、最高です。」との事。
剥離紙も簡単に剝がせるし、施工性も問題ないようです。
いゃー、天気が崩れる前に施工出来て良かった・・・。
そう言えば2SKという略語、使わなかったな💦💦💦
posted by AssetRed
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