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01月26日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
昨日より、少し暖かくなりました。
風もない分、気温以上に暖かく感じたかな・・・。
板橋区で工事中の『FPの家 H邸』の様子をご覧ください。
いよいよ、外壁に耐力面材を張りました。
毎度お馴染みの・・・。
と書きたいところなんですが、今回から新しい耐力面材を採用しています。
吉野石膏のせっこう系耐力面材『タイガーEXプログレ』という面材です。
以前から採用していたEXハイパーの改良版というところでしょうか?
初めて採用したEXボードから数えて3代目に当たります。
弊社の場合、以前は木質系耐力面材を採用していました。
針葉樹合板→ノボパンSTP→ハイベストウッドと変遷。
せっこう系耐力面材に移行した理由は次の2点でした。
①耐火性を向上できる事
②防蟻処理を省略できる事
逆に採用に当たり、困った点・心配な点は次の2点でした。
①1枚当たりの重量が大きい事
②せっこう系は水に弱いのでは?
②については、実験結果により『問題なし』と判断。
でも①に関しては、『現場で負担するしかない』と諦めていました。
ちなみにハイベストウッドの重量は19kg/枚、EXボードの重量は26kg/枚でした。
その差は7kg/枚!です。
持ってみると、かなりズッシリ来ます。
1軒の家で70~100枚は使いますから、合計すると490~700kgも重い事になります。
これじゃー、大工を説得するのは難しいかな・・・。
そこで採用したのが、苦肉の策!
EXボードのプレカット&担ぎ屋の利用でした。
以前は、材木屋のトラックの荷台から大工が耐力面材を運んでいました。
そして、それを大工が現場で加工していたんです。
でもEXボードは、工場で加工を行い、担ぎ屋に指定場所まで揚げてもらいます。
大工は番号を見ながら、釘で留めていけば良いんです。
これは好評でした。
でも、やはり重かったんですよね・・・。
でも、さすが吉野石膏です。
EXボートからEXハイパーになって重量は21kg/枚になりました。
そしてEXプログレの重量は19.5kg/枚。
ようやく、ハイベストウッド並みになった訳です。
壁倍率も2.7倍(入隅2.5倍)になったので、耐震設計も少し有利になりました。
嬉しい限りです。
でも、さらなる改良を期待しています・・・。
専用釘の写真を撮ってみました。
従来品は、NZ50という釘を使っていました。
めっき鉄丸釘と呼ばれる、皿頭網目付きの釘です。
でも改良品は、GNF釘を使います。
コレ、石膏ボードへ打ち込むための釘です。
他の釘と比べて頭が大きい為石膏ボードから抜けにくい特徴を持っています。
ちなみにGはGypsum board (石膏ボード)、NはNail (普通釘=鉄丸釘)、FはFlat-head (平頭)の意味なんだそうです。
また釘頭がカップ形状の釘もあるそうです。
これをGNC釘といいます。
いずれにしても、普通の鉄丸くぎ(N釘)でも問題なさそうですよね・・・。
でも認定品の為、GNF釘を使わない訳にはいきません。
耐力面材の施工が終わり次第、サッシの取付を行います。
その前に、やらなければならない作業があるんですが・・・。
posted by AssetRed
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