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唐突に始めます・・・。

先日の追加外装下地検査の際にも思ったんです。

ウルトの透湿防水シート『ハイムシールド』って、様々な点で優れた防水シートだと思います。

でも、粘着テープの付きが悪いんですよね。

市販の防水テープ等を貼っても、すぐに剥がれてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

シート表面を撮ってみました。

一般的なシートに比べると、凹凸が激しいでしょ？

これが原因だと思います。

凹凸が激しいから、粘着テープを貼っても接着面が少なくなります。

だから簡単に剥がれます。

ウルトの粘着テープとの相性は良いようです。

だから、極力ウルトの製品を使うようになりました。

でも、サッシ周りだけは採用に踏み切ることが出来ません。

JIOの防水施工マニュアルに掲載された写真を挙げてみましょう。

サッシ周りのテープの貼り方が説明されています。

ここにはサッシのフィンから25mm程度出るように

貼るのが望ましいと書かれています。

 

 

 

またサッシとテープは5mm程度離して貼る必要があります。

弊社が採用するシャノンウインドウのフィンの大きさは

20mmありますから、テープの巾は最低40mmとなります。

 

 

 

でもテープ同士の重ね部分には

25mm程度の余長が必要とも書かれています。

これを加えると最低65mmの巾が必要です。

 

 

 

これが、JIOの推奨する巾75mmの防水テープの根拠となっているようです。

でもウルトの防水テープ『ユラソールテープ』の巾は50mmしかありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

接着力は問題ありません。

是非、使いたいと思います。

でもJIOの勧める施工を行うためには、2列並べて張るしかないんです。

これなら、重ね寸法を5mm程度とっても働き巾は95mmになるでしょ？

でも、そこまでする必要あるのかな？

現在も悩んでいます。

ちなみにJIOの検査員に聞くと、こう回答がありました。

「あくまでも推奨ですから・・・。」

ウルトでは75mm巾のテープを出す必要性を感じていないというし、他のテープを試してみるしかないのかな？

あくまでも、私見です。