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02月24日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
ようやく雨が上がりました。
気温も例年並み、でも天気は、またしても下り坂なんですよね・・・。
板橋区で工事中の『FPの家 H邸』の様子をご覧ください。
電気配線&換気・空調配管が終わったので、外皮貫通部分の気密&防水施工を行いました。
写真は自然給気口周りの気密施工です。
日本住環境㈱のドームパッキン100を利用しています。
スリーブに被せて四方を気密テープで貼るだけなので、非常に簡単です。
FPウレタン断熱パネルは、それなりに硬いのでテープをしっかりと貼る事が出来ます。
今度は、エアコンスリーブの気密施工を撮ってみました。
FPウレタン断熱パネルに穴を開け、その中にスリーブを設置。
穴はスリーブよりも10mm程度大きめに開け、そこに発泡ウレタンを充填しています。
エアコンを取り付ける為に設けたベニヤ下地とスリーブはアルミテープで密着。
これで気密施工が完了です。
もちろん、この上に石膏ボードを張ります。
エアコンスリーブの外側は、こんな感じです。
スリーブ内に侵入した雨水等が、流れるように水勾配もついてるでしょ?
透湿防水シートを貫通する管の周りは、ウルト部材を使う事が多いですね。
換気ダクトは、こんな感じです。
電線も、ウルト部材を使っています。
気密性を高めるために、気密施工を行います。
気密性の悪い建物だと、色々な問題が起こるからです。
一番わかりやすいのが、漏気による冷暖房エネルギーの浪費かな?
上のイラストは、気密性の悪い建物を浴槽に例えたモノ。
穴が開いているので、お湯を入れてもジャブジャブ流れてしまいます。
だから、ずーっとお湯を入れなければなりません。
水道代&ガス代が、心配でしょ?
対策として有効なのが、穴を塞ぐことだと思います。
穴を塞げば、お湯は漏れませんから。
でも建物の場合は、違う対策を採ることが多いんです。
蛇口を高性能化して、熱い湯を大量に注ごう!
太陽熱を利用すれば、さらにお得です!
気密性の悪い建物も一緒でしょ?
隙間を小さくする前に、高性能エアコンをお勧めしています。
そして省エネの為に太陽光発電を推奨しています。
なんか変ですよね・・・。
でも弊社では、気密施工の精度を高めています。
そうする事が省エネに繋がるからです。
例えば、こんな試算があります。
ここでは、C値の違いによる冷暖房費の違いを示しています。
東京都府中市に建つ木造2階建ての場合です。
C値が0.3㎠/㎡の建物と、2.0㎠/㎡の建物では22,600円/年も違うんですね。
最近は電気代が上がっているから、その差はもっと大きくなっていると思います。
風の強い地域であれば、その差は60,000円以上になるそうです。
結構違うでしょ?
気密性が低い家には、他にもデメリットがあります。
せっかく断熱性を高めても、効果が期待できなかったり。
壁体内結露が発生して、躯体がダメージを受ける事もあります。
計画換気が機能しないのも、デメリットだと思います。
気密性能を高めるって、重要でしょ?
でも、その為には色々と工夫が必要なんです。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
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上記をご確認ください。