blog
03月16日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
最高気温も、21℃を超えました。
練馬区で工事中の『FPの家 H邸』では、引き続き屋根下地をつくっています。
3階小屋組を下から撮ってみました。
FP遮断パネルが見えるでしょ?
タルキとタルキの間に入ってるベージュ色のパネルがFP遮断パネルです。
パネル自体の写真です。
今回は厚さ120mm×巾256mmのパネルを使いました。
長さは使う箇所により、数種類を使い分けています。
全て専用工場によるオーダー品ですから、mm単位で製作が可能です。
上面が銀色になっているでしょ?
アルミ遮熱シートが貼られているんです。
そして側面は国産杉の枠になっています。
木枠とシートに囲まれた空間が出来るでしょ?
その中に硬質ウレタンフォームがたっぷり詰まっています。
このウレタンが高い断熱・気密性能と耐震性能を担保してくれるんです。
ご存じでしょうか?
ウレタンって、接着剤なんです。
だから木枠やシートとぴったりくっ付きます。
しかも硬質ウレタンって、意外と強いんですよね。
『軟弱地盤に硬質発泡ウレタン樹脂を注入し、柱状の硬化体を形成する』地盤補強工法の施工方法を挙げてみました。
単位体積当たり重量が0.4kN/㎥と土やコンクリートに比べて非常に軽量であり、土圧軽減が計れる事。
独立気泡構造で耐水性があり、強度変化がほぼ無い事。
接着性に優れ、耐薬品性を有している事。
小型発泡機を用いて現場発泡成形が行える為、省スペース・作業の省力化が図れる事。
などが採用上の利点なんだそうです。
ちなみに、硬質ウレタンの圧縮強度は4~6N/㎠(4.07~6.11t/㎡)。
まさに、硬質ウレタンの圧縮強度を利用した工法だと思います。
地盤改良と言えば、鋼管とかセメント系が一般的でしょ?
こんな所でも、ウレタンは使われているんです。
こんなウレタンがFPパネルにも詰まっています。
ウレタンと聞くと、なんとなく弱そうな気がするでしょ?
でも、決してそんな事はありません。
軒先から、屋根タルキ間に充填されたFP遮断パネルを撮ってみました。
屋根タルキの背は150mmあります。
そこに厚さ120mmのFP遮断パネルを入れています。
だから野地板とFP遮断パネルの間には、30mmの通気層が確保されます。
そして、ここには遮熱シートが貼られています。
屋根からの熱を反射し、通気層から外に排出してくれる訳です。
北面の野地板も無事、張り終えました。
そして棟頂部には、排気用のスリットを設けてあります。
写真で見てわかるように、弊社では棟全体に排気スリットを設けるようにしています。
その理由は、またの機会とします。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。