裏面がシールになっているのでカットして剥離紙を剥がして貼るだけなんです。

今日は第2火曜日のため、アセットフォーはお休みです。

明日も休みなので、2連休となります。

せっかくの休みですが、今回は現場の話を書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

とある現場の写真です。

大工さんの作業が終わったので、クロス屋さんが入って来ました。

まず最初に行うのが、石膏ボードの出隅処理。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな樹脂製のテープを貼っていきます。

裏面がシールになっているので、長さに合わせてカットしたら剥離紙を剥がして貼るだけの簡単施工。

コーナーテープを貼ると、角がきれいに納まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出隅部分の断面図を挙げてみました。

石膏ボードにはいくつかのサイズがありますが、弊社では910×2420mm&910×1820mmタイプの2種類を使っています。

日本の場合、一般的に石膏ボードは縦張りする事が多いようです。

柱間は910mmが基本ですから、石膏ボードのジョイントは柱の真ん中になる事が多いんです。

ご存じでしょうか

その名の通り石膏ボードは、石膏を固めたボードです。

でも表面は紙で覆われています。

表面と両側面が黄色い紙、そして裏面がグレーの紙になっているモノを弊社では使う事が多いですね。

クロスの下地として利用する場合、グレーの面はNGです。

黄色い面しか下地には利用できません。

また切断面も、下地として利用する事はできません。

その為コーナー部には、必ず石膏ボードの側面を使う必要があります。

上図の場合であれば、柱の真ん中まで石膏ボードが張られています。

残りは柱の半分(52.5mm)+石膏ボードの厚さ(12.5mm)になりますから、65mmの巾に落として使う事になります。

でも石膏ボードに、側面は2つしかありません。

また両端65mmを落とした石膏ボード(巾780mm)って、使える場所があまりないんです。

そこで弊社では、コーナーテープを使います。

これを使えば、出隅に石膏ボードの切断面を利用しても問題ないからです。

幅910mmの石膏ボードであれば、14枚とる事が出来ます。

無駄にならないでしょ

ここで石膏ボードのエッジについても書いておきます。

左図の通り、エッジ形状により石膏ボードは3種類に分ける事が出来ます。

上から順に平ボード・テーパーボード・Vボードです。

 

 

コーナー部に使うなら、平ボードがオススメです。

角がきれいに出るでしょ

でもボード同士のジョイント部分には、Vカットが必要となります。

ボード同士の段差をごまかすためにパテ処理が必要だからです。

その点、平ボードだとVカットを行う手間が掛ります。

だから弊社では、Vボードを使うようにしています。

これなら、切断面以外はVカットの必要がありませんから・・・。

但しVボードを使う場合、コーナー部分には使えないんです。

角に小さな面が出来ちゃうでしょ

これも弊社がコーナーテープを使う理由になっています。

昔はコーナー部に、石膏ボードの代わりに合板を入れていました。

これなら角がきれいに出るし、無駄も出ないでしょ

値段も現在ほど高くなかったし・・・。

でも現在は、内装規定や防火被覆の規定が厳しくなっているので出来ません。

他にもコーナー部の施工方法は色々ありますが、帯に短し襷に流しという感じでしょうか

当面は、この施工方法を続けるつもりです。

そうそう

この現場ですが、すぐにパテ処理が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

テープ処理って、本当に簡単に終わるんです。

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posted by HoppyRed  

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