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03月22日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
風がない分、昨日よりも過ごしやすく感じました。
練馬区で工事中の『FPの家 H邸』では、引き続き屋根下地を進めています。
北側下屋部分の屋根タルキ&FP遮断パネルがようやく終わりました。
でも壁に張った耐力面材とFP遮断パネルの取り合い部に隙間が見えるでしょ?
この部分に、発泡ウレタンを充填しなければなりません。
その際に注意すべき点は、充填し過ぎて遮熱通気層を阻害しないようにする事です。
発泡ウレタンを吹き込み、硬化後に確認します。
もちろん阻害している箇所があれば、切削しなければなりません。
こちらは西側下屋部分です。
ここでも先程と同様に、パネルと耐力面材の取り合い部分への処理が重要となります。
でも、それよりも重要なのが隅木と屋根タルキの取り合い部の欠き込みなんです。
弊社の場合、高さ150mmの屋根タルキの間にFP遮断パネルを充填します。
その際、タルキとパネルの下端は揃えるようにします。
こうしてタルキの上に野地合板を張れば、高さ30mmの通気層が確保できます。
ここを熱された外気が通り抜ける訳です!
でも隅木があると、せっかくの通気層が塞がってしまうんです。
そこで図のように、隅木とタルキの取り合い部分に欠き込みを入れます。
こうする事で、隅木なりに通気層を確保出来るんです。
ちなみに先程の写真は、欠き込み前の写真です。
この後、コツコツと作業しました。
切妻屋根と違い、寄棟屋根って色々と注意しなければならない点が多いんですよね・・・。
また隅木との取り合い部に関しては、FP遮断パネルを現場で加工する必要があります。
ひと手間もふた手間も掛けなければなりません。
この手間を惜しむと、高断熱・高気密住宅にはならないんです。
超久々に書きます!
『ローマは一日にしてならず』と言いますよね?
古代ヨーロッパ最大の帝国といわれたローマも、築くまでには約700年という年月がかかりました。
このことから「大きなことを成し遂げるには長い時間がかかる」という意味合いで、ローマは一日にして成らずが使われるようになったそうです。
高断熱・高気密住宅も一緒なんです。
スケールは違いますが、コツコツと地道に細かい作業を積み重ねる事が求められます。
簡単に出来るものではないんです💦💦💦
posted by AssetRed
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