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04月04日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は曇り。
土曜日までは雨も降らないようですね。
でも来週は・・・。
練馬区の『FPの家 H邸』の様子を挙げてみましょう。
納品された樹脂サッシの取付を行っています。
サッシの取付なんて、昔は簡単でした。
でも最近は結構大変なんです。
まず以前とはサッシの重量が違います。
シングルガラスを嵌めたアルミサッシに比べると、防火ペアガラスを嵌めた樹脂サッシはとにかく重たいんです。
しかも以前は躯体に開いた穴にサッシを嵌め、釘で留め付ければ良かったんです。
でも今では、この他にもやる事がたくさんあります。
例えばサッシ取付前に、水切シートを施工します。
ウルトのフラッシングシートを使い
イラストのように施工します。
そして開口下端の両端には、写真のような専用部材を貼り付けます。
裏面全面が粘着シールになっている為、防水処理を簡単かつ確実に行う事が出来ます。
またコーナー部を防水補強しているので、漏水の原因となるピンホール発生を防ぐことが出来ます。
またサッシのヒレと躯体の間には、ウルトのVKPテープを貼っています。
VKPテープは粘着テープの付いたウレタンスポンジだと思ってください。
これをサッシのヒレと躯体の間に潰した状態で挟むことで、防水性・気密性を高める事が出来ます。
また躯体の動きに追従することも出来るので、地震や台風等による気密性低下を抑えることも可能です。
上写真は、VKPテープの気密性性能試験の様子です。
この試験では、サッシだけの試験体とサッシ+VKPテープの試験体それぞれの気密性能を比較しています。
黒がサッシだけの供試体。
これが一般的な施工方法に当たります。
そして赤がサッシのヒレにVKPテープを貼った試験体。
弊社の採用している施工方法となります。
内外差圧10Pa・30Pa・50Pa・100Paの漏気量を比較してみると、その差が大きい事がわかります。
元々、エクセルシャノンの樹脂サッシって他の高断熱サッシに比べて気密性能が高いんです。
上グラフの赤線がエクセルシャノンの樹脂窓です。
青線が他社の樹脂サッシ、黒線がA-4等級の標準的な気密性能を差しています。
結構、差があるでしょ?
それでも弊社では、気密施工に手を抜きません。
だから、こんな施工も一緒に行います。
サッシと躯体の間に設けた隙間に発泡ウレタンを充填し、その内側に気密テープを貼っているんです。
ここでは、ウルトのピュアロジック フレックス弾性発泡ウレタンを採用しています。
一般的な発泡ウレタンは、硬化すると躯体の動きに追従出来ず破断する恐れがあります。
でも弾性ウレタンであれば、躯体の動きに追従し破断する事はありません。
メーカーによれば、約3倍の追従性があるそうです。
また-15℃の寒冷地でも施工が可能というスグレモノ!
だから冬でも安心して充填することが出来ます。
実際の現場の様子を挙げてみました。
柱と樹脂サッシの間に灰色のモコモコが写っているでしょ?
これが弾性ウレタンです。
これが硬化したら、カッターで平らに切削して気密テープを貼ります。
サッシ周りからの漏気って、多いんですよね・・・。
だからこそ、しっかりとした施工を行わなければなりません。
躯体の気密施工も始めています。
銀色のテープが、防湿・気密テープです。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
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上記をご確認ください。