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04月08日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は曇り時々雨・・・。
パラッと雨粒が落ちることはあったけど、たいして降らなくて良かった😊
お陰様で、板橋区で工事中の『FPの家 K邸』の鉄筋組も無事終わりそうです。
細かい所は、まだ残っています。
でも明後日の検査までには、余裕で終わります。
明日にでも社内検査を行い、是正すべき点があれば直してもらいます。
今回の基礎は、あまり大袈裟な配筋はありません。
簡単な地中梁筋がある位かな・・・。
その分、早く終わりました。
弊社では、鉄筋を組む前にミルシートを基礎屋さんに提出してもらいます。
ミルシートは鋼材の品質を保証する唯一の書類です。
工場や製作所を表すmill(ミル)と書類を表すSheet(シート)を組み合わせた和製英語で、日本語では「鋼材検査証明書」と言います。
このお宅で貰ったミルシートの一部を掲載しました。
ミルシートに記載される内容には、大きく分けて一般項目と製造実績値の2つがあります。
一般項目には
最終需要者
商社
注文者
紹介番号
証明書番号
工事番号
契約番号
などが記載されています。
また製造実績値には
板厚を含む寸法
員数
質量
化学成分
引張試験値
めっき量(表面処理がなされている場合のみ記載)
降伏点または耐力
伸び
などが、規格値と対比して表形式で記載されています。
使用する鋼材が設計上の要求値を満たしているかを判断する材料となりますので、どのようなことが記載されているのかを正確に読み取らなければなりません。
弊社の取引先の場合は、鋼材を倉庫にまとめて納品してもらい、それを各現場に納品しているそうです。
よってミルシートと一緒に、こんな書類も提出されています。
出荷証明書です。
ここには
販売先名
出荷先の邸名
出荷日
出荷元
が掲載されています。
そう言えば、かなり以前にお世話になっていた住宅会社において鉄筋の品質が問題になった事がありました。
設計指示と異なった鉄筋が納品されていたんです。
当然、設計指示通りの鉄筋に交換されましたが、大騒ぎになった事を覚えています。
この当時はミルシートによる確認が徹底されていなかったんです・・・。
現場担当者が納品された鋼材を見て
「なんか、いつもより細い気がする・・・。」
と思い、鋼材径を測ってみたところ細い事がわかったそうです。
間一髪セーフ!
ではありましたが、怖いですよね。
もちろん今では、当たり前のようにチェックしています。
配筋だって、ちゃんとチェックしています。
しかも私と瑕疵保険会社の検査員の2重チェックです。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。