練馬区で工事中のFPの家 H邸では、電気&換気・空調工事が進められています。

04月23日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇のち雨???

天気下り坂のようですね・・・。

練馬区で工事中の『FPの家 H邸』では、電気&換気・空調工事が進められています。

天井野縁を組み始める段階で、必ず入ってもらうようにしているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

柱に取り付けられたボックスに電線が通してあります。

その後ろに構造用合板が見えるでしょ

弊社の3階建ての場合、耐震等級3を取得するために面材耐力壁を採用する事が多いんです。

そして耐力壁に構造用合板を利用する場合には、なるべく合板に穴を開けないようします。

ちなみに日本合板工業組合連合会&日本合板検査会が発行している『構造用合板の手引き』という冊子には、こんなことが書かれています。

耐力壁の構造用合板に設ける開口はできるだけ小さくし、大きい場合は開口周囲を補強する。

従来から、耐力壁の構造用合板に配管・電気配線・換気扇等の小さい孔を設けることは許容されていたが、国住指導第1335号「国土交通省住宅局指導課長通知(技術的助言)」により、「木造の耐力壁について、周囲の軸組から離して設ける径50cm程度の換気扇用の孔は開口部に該当しない」と明示された。しかし合板の厚さが12mm以下で換気扇用等の比較的大きい孔を空ける場合には、孔の周囲を木材で補強することが望ましい。

面材耐力壁って、床に張られたネダノン合板から梁下まで張られています。

そして左右は柱に留められています。

だから、その壁に配線しようとすれば、必ず孔を空けることになるんです。

電線程度なら問題ないけど、コンセントの孔だと悩むんですよね・・・。

念のため、孔の周囲に木材で補強を行うようにしていますが。

 

 

 

 

 

 

 

 

天井上の電気配線を撮ってみました。

もともと3階建ての為、各階とも天井上のスペースに余裕がありません。

梁が太い所だと、天井の石膏ボードと梁下がピッタリとくっ付いている場合もあるんです。

弊社では、例え電線を通す程度の穴であっても、構造体に穴を開けるのはNG

柱や梁に切込みや孔は空けません

その為配線ルートを探すのに苦労する事もあります。

だから作業員が乗り込む日は時間を取って現場にいるようにします。

「この電線、どこを通したらいいですか

なんて質疑が必ずくるんです。

最悪の場合、組んだ天井野縁を外して天井を下げる事もあります。

だから早めに来てもらう訳です。

やり直しはイヤですから・・・。

「天井野縁が組まれてないと、イメージわかないんですよね。」

なんて言われる事もあるので、呼ぶ頃合いが難しいんですが・・・。

それでも電気配線は、まだマシなんです。

困るのは、換気ダクトなんです。

特に最近は、第1種換気システムを採用する事が増えたので・・・。

第3種であれば、排気ダクトだけで済みます。

でも第1種の場合は、給気ダクトも必要となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

どちらもスパイラル管を利用しているので、融通が利かないし・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も本当に悩みました。

天井や壁に原寸を起こして確認してみたり、設備図面とにらめっこしたり・・・。

でもなんとか、問題は解決

したと思うんですよね・・・。

一難去って、また一難なんて事が無ければ良いんですが😅😅😅

この後、水道配管も行われます。

たまに排水管と換気ダクトが干渉する事もあるんですよね・・・。

図面の段階でも、構造図を見て確認はしているんです。

それでも様々な理由で、問題が起こります。

何も問題が無ければ、現場監督なんていらないじゃん

そんな時には、以前言われた一言が頭をよぎるんです。

昔は、かなりムカッと来ました。

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住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

ただいま、現場監督見習いを募集しています。

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