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04月25日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は晴れ。
久々の25℃超えとなりました。
練馬区で工事中の『FPの家 H邸』では、引き続き電気&換気・空調工事が進められています。
工事業者には、階ごとに作業を進めてもらうように指示を出しました。
これらが終わった階があれば、大工が次の工程に進むことが出来ます。
例えばコレです。
天井野縁の上に白い綿状のモノを敷き詰めています。
コレ、吸音材なんです。
製品名はユニウール50、ペットボトルの再生品でつくられています。
弊社では階上音対策のひとつとして、コレを天井裏に敷き込みます。
階上音って、ある人には気にならないような小さな音であっても、別の人には神経にさわる音だったりします。
人それぞれ感じ方が違うから、最低限の対策は必要だと思うんです。
もちろん、これ以上の対策が必要であればさらに効果の高い対策を提案します。
ご存じでしょうか?
生活騒音には、大きく分けて二つの音があります。
ひとつは屋外の騒音等の空気を伝わってくる「伝播音」。
もうひとつは階上の足音や配水管を流れる音等の振動によって建物を伝わってくる「固体音」です。
伝播音に対しては、遮音・吸音対策が必要ですし、固体音には制振(防振)対策が必要です。
最近は床衝撃音による騒音問題を、よく耳にします。
スプーンなどを落したときに発生する、比較的軽くて硬い感じのする「軽量床衝撃音」。
足音や子どもが飛び跳ねたときなどに発生する重くてにぶい感じの「重量床衝撃音」の2種類です。
前者の対策として弊社では、制振材をフローリングとネダノン合板の間に敷き込むようにしています。
後者の対策に関しては、特に対策を行っていません。
重量床衝撃音は床組の剛性を高めることで軽減する事が出来ます。
例えば、梁の間隔を狭くするとか、梁の間に根太を入れるとか・・・。
お客様のご要望があれば、対応するようにしています。
現場見学会の際にお子さんに階上で走り回ってもらい、階下で音を聞いてもらう事もあります。
でも大抵の場合は重量床衝撃音対策まで行う事はないんです。
ユニウール50は中音域の吸音が目的です。
話声やTVの声等の伝播音を低減してくれます。
一般的にはグラスウールを敷き込んで吸音対策とする事が多いんですが、グラフのようにユニウールの方が効果が高くなっています。
排水管を撮ってみました。
弊社では防音効果の高い音ナインという配管材を採用しています。
塩ビ管の上に吸音材と遮音材が巻かれているので、排水時の音を軽減できます。
トイレや浴室等全ての排水管に利用しているので、夜中に水を流しても音が気になる事もありません。
音ナインとその他の防音材の防音性能の違いを挙げてみました。
音ナインって、結構効果が高いでしょ!
これも、標準施工としています。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。