blog
04月26日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は曇り。
でも気温は27℃を超えました。
暑くなると、作業が進まないんですよね・・・。
練馬区で工事中の『FPの家 H邸』も同様です。
引き続き電気&換気・空調工事が進められていますが、今日は外皮貫通の気密施工を行いました。
室内側から排水管の貫通部を撮ってみました。
これが弊社の標準的な貫通部の気密施工となります。
日本住環境㈱のケルプを利用します。
写真のようなテープです。
ギザギザの方を躯体側、平らな方をパイプに貼ります。
剥離する部分が紙ではないので剥がしにくいんですが、とても施工性の良いテープだと思います。
以下、施工手順を挙げてみます。
①平らな方の剥離紙を剥がします。
②管径に合わせて余計な部分をカット、平らな部分をパイプに貼ります。
③ギザギザな部分の剥離紙を剥がし、躯体に貼ります。
④テープに隙間がないように圧迫して完了です。
子供の頃お世話になったシャンプーハットを思い出すフォルムですよね・・・。
極めて施工性の高いテープですが、残念ながら外部には使えません。
注意事項として「防水部材として使用しないで下さい。」とちゃんと書かれています。
そこで防水対策として弊社では、防水専用の部材を利用しています。
写真は防水バルコニーの排水管とドレン管。
ここではデュポンのストレッチガードテープを利用しました。
こんなテープです。
写真だとよくわかりませんが、ケルプ同様に躯体側とパイプ側で剥離紙が別々になっています。
以下、施工手順を挙げてみます。
①小さい方の剥離紙を剥がし、パイプに貼ります。
②パイプに貼り終えたら、大きい方の剥離紙を剥がして躯体に貼ります。
③テープ自体がシワシワになっているので、それを延ばしながら貼ります。
あとは圧迫して隙間のないようにします。
これで完了です。
施工性は概ね良好なんですが、太い管に比べると細い管は、少しやりづらくなります。
最大の欠点はウルトの透湿防水シートと相性が悪い事。
着きが悪いんです。
そこで予め両面タイプの防水テープを貼っておき、その上にストレッチガードテープを貼るようにしています。
管径が75mm以上であればウルトの防水部材が使うんですが、小さいのは・・・。
こんな感じで、しばらくは気密・防水施工を行います。
使う場所に応じて、色々な部材を使います。
その都度、この場を借りてアピールしようと思います。
気密・防水施工って重要でしょ?
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。