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先日の拙ブログの補足をしたいと思います。
防犯上、なんらかの対策が心配な窓には、防犯ガラスもしくは防犯フィルムがおススメです。
面格子や防犯シャッターを取り付けても構いません。
ちなみに防犯ガラスは、合わせガラスのひとつです。
2枚のガラスに特殊な中間膜を挟む事で、破片の飛散をほぼ防ぐ事ができます。
また衝撃物の貫通を防ぐので、防災ガラスとして利用される事もあります。
複層ガラスやトリプルガラスとの併用は可能ですが、ガラスが厚い分、空気層が小さくなってしまいます。
採用に当たっては、事前にガラスメーカーに確認した方が良いでしょう。
時々勘違いされる方がいるので、念のため書いておきます。
金属製の網が入った網入りガラスも、破損した際に破片の飛散を少なくする効果があります。
でも合わせガラスのような防犯性能はありません。
また強化ガラスは同じ厚さの普通ガラスと比べて3~5倍の強度を持ち、万が一割れた場合でも破片が粒状になるため安全性の高いガラスと言われています。
ただし、いったん破損が起こると瞬時に全面破砕し、粒状になった破片は脱落します。
ガラスが無ければ、簡単に侵入できるでしょ?
よって防犯性能はありません。
割れる際に大きな音がするので、この点は防犯上有利に働くかもしれませんが・・・。
でも防犯性能を高めたいのであれば、防犯ガラスに交換するのが一番だと思います。
せっかくですから、防犯フィルムについても簡単に説明しておきます。
窓に防犯フィルムを貼ることも、泥棒の侵入を防ぐ方法の一つなんです。
窓ガラスを交換する必要もなく、自分で貼ることもできるので比較的手軽な防犯対策といえるでしょう。
防犯フィルムが貼ってある窓は、金属バットなどを使用しても何度か強打しないと破ることができません。
泥棒は人に注目される可能性のある強打に伴う大きな音を嫌う傾向にあるので、結果として侵入を諦めやすくなります。
また、侵入に時間がかかるのも泥棒が嫌がる要素のひとつです。
警察庁のデータでは、侵入に5分以上かかると約7割の泥棒が犯行を諦めると言われています[注]。
これらの理由から防犯フィルムによる防犯対策も、非常に効果的といえるでしょう。
[注]警察庁 住まいる防犯110番「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」
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