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昨日の拙ブログでエアコンについて書いてみました。
今回も、その続きです。
エアコンは室外機と室内機のセットで運用します。
室外機で空気の熱を利用して、冷媒を冷やしたり温めたりします。
そして冷媒を室内機に送り、採り入れた室内空気を冷やしたり温めたりします。
室内空気は室内機上部にある採入口から吸い込みます。
吸い込んだ空気は熱交換器の間を通り抜け、温められたり冷やされてクロスフローファンで、室内に戻されます。
例えば夏の場合です。
熱交換機の温度が16℃だったとします。
採入口から入ってきた室内空気は25℃/65%、露点温度は17.9℃ですから熱交換器に触れると結露します。
そう、空気を冷やしつつ湿度も下がるんです。
簡単に言えば、これが夏の除湿のしくみです。
ここでポイントとなるのが、採入口から入る空気です。
熱交換器の温度が同じでも、採り入れた空気の温湿度が違えば除湿量が違うからです。
FPの家H邸では、ここに直接外気を入れていました。
例えば2023年7月17日の14時の外気は37.2℃/48%でした。
この時の露点は24.3℃、熱交換器が16℃であれば、かなり除湿するでしょ?
一般的な3種換気の住宅であれば、壁に設けられた自然給気口から高温高湿の外気が入って来ます。
そして室内の温湿度を高めます。
でも自然給気口をエアコンの上に設ければ、高温高湿の外気は全てエアコンに入ります。
直接、室内空気の温湿度を高める事はありません。
つまり効率が良いんです。
冬も同様です。
壁に設けられた自然給気口から落ちてくる冷気を気にする必要が無くなります。
冷気は全て、エアコンで温められますから・・・。
難しい説明は省かせてもらいます。
機会があれば、やってみようかな・・・。
そうそう、エアコン室内機について説明しているページがあります。
上イラストも、そこから拝借しました。
ご興味のある方は、是非ご確認ください。
https://www.daikin.co.jp/school/class01/lesson02
posted by AssetRed
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電話:03-3550-1311
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上記をご確認ください。