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先日、上尾市市長政策室広報公聴課より、報道機関向けにプレスリリースがありました。

以下、その内容の一部を抜粋します。

住宅の脱炭素化に向けた連携協定締結式

～上尾市×さいたま断熱改修会議～

上尾市は、令和3年7月に『上尾市ゼロカーボンシティ宣言』を表明し、CO2排出量の実質ゼロを目指し、様々な施策を実施しています。

住宅の断熱改修を行うことによるヒートショック・熱中症予防等の健康面、光熱費削減等のコスト面、エネルギー消費量の削減による省エネなどの様々なメリットや断熱改修の方法等について、市民・事業者に周知することによる市域全体の住宅の脱炭素化を目指すことを目的とし、令和6年5月29日/上尾市役所庁舎3階市長公室にて協定を締結します。

ちなみに断熱協定は県内初なんだそうです。

ちなみに『さいたま断熱改修会議』とは、既築住宅の断熱改修や耐震改修により、生活者の快適な生活を推進したいとの想いから2019年に発足したボランティア団体。

中小工務店・設計事務所・建材流通店・建材メーカーで構成されており、現在24社が参加しています。

令和4年度に、さいたま市立芝川小学校で教室の断熱改修を行うプロジェクトを行い、埼玉県『彩の国埼玉環境大賞奨励賞』を受賞しています。

もっと詳しく知りたい方は、さいたま断熱改修会議のHPをご確認ください。

さいたま断熱改修会議 (saitama-dannetsu.com)

弊社もメンバーの一員として、リストに名前が載っています。

今のところ、東京の工務店は弊社のみ・・・。

でも、少しづつ増えていくと思われます。

だって断熱改修って、高性能住宅をつくるより難しいんです。

現在行われているリフォームの延長だと思って手を出せば、必ず大火傷を負うことになります。

だからこそ、研究者や実務者が一緒に切磋琢磨しなければなりません。

情報を発信し、共有を図ることも重要です。

その為のさいたま断熱改修会議なんです。