雨水を吸ってドロドロになっていましたが、間違いなく砂交じりの粘土です。

06月10日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り

湿度高いです💦💦💦

でも雨が降らないだけマシ

朝は結構降っていましたから・・・。

板橋区の『FPの家 M邸』、無事地盤調査が行われました。

現在、戸建住宅の地盤調査方法としてもっとも普及しているのが『SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)』です。

2020年10月26日付でJISが改正される前は『SS試験(スウェーデン式サウンディング試験)』と呼ばれていました。

先端にスクリューポイントを付けたロッドを地面に挿し、土の硬軟又は締まり具合及び土層の構成を判定するための静的貫入抵抗を求める試験です。

以前は、作業員2名が汗水流して試験に臨んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも最近は、写真のような機械が自動で試験を進めてくれます。

オペレーターは、機械を試験ポイントにセットして、コントローラーのスイッチを押せば良いんです。

あとはロッドを繋いだり、試験後に繋がったロッドを外すくらいかな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

建物の4隅と真ん中の計5箇所の静的貫入抵抗を求めますから、そこまで機械を運ばなければなりません。

機械が重いから、結構大変だと思うんです。

でも最近、自走式に変わりました。

エンジンが付いていて、キャタピラで走る事が出来るんです。

農業車両を転用したGクローラーの上に載せているとの事。

前後進だけでなく左右旋回も出来るので、かなり使えます。

特に搬入車両への積み込みが楽になったと思います。

今朝の雨で地面がぬかるんでいました。

手で押していたら大変だったと思います・・・。

試験は順調に終わりました。

近隣データーと変わりなく、表層50cmが軟らかく以下8.7mまでローム層が続き、締まった層となります。

5ポイントとも、ほぼ同じ結果だったので、転圧をしっかりと行えば問題なさそうです。

報告書の結果を待ちたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

試験後の試験ポイントを撮ってみました。

孔が見えるでしょうか

これが試験ロッドの通った孔です。

ロッドを引き抜いた際にロッドに付着した土が穴の周りに零れています。

黄土色の土です。

雨水を吸ってドロドロになっていましたが、間違いなく砂交じりの粘土です。

これがロームなんだそうです。

解体工事が終わったばかりで、まだ仮設電気が入っていません。

発電機を使っていますが、Gクローラーには発電機を置くスペースもあるんです。

至れり尽くせりですよね・・・。

 

 

 

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