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昨日は暑かったようですね。

でも私は、家にいる事多かったので暑さを感じませんでした。

でも今朝は蒸し暑さを感じました。

通勤途中、自転車を降り駅のホームで電車を待っている時の話です。

その時の気温は23℃、相対湿度は50％です。

数字的には、それほど暑く感じない筈。

ちなみに絶対湿度は、8.74g/kgDAでした。

これなら、湿度が高いと感じることない筈なんです・・・。

風は、ほとんど感じませんでした。

服装ですか？

夏用作業服（長袖）の上下です。

自転車を駅近くの自転車置き場に置き、歩いてきました。

汗はかいていなかったと思います。

試しにPMV/PPDモデルを見てみましょう。

先程の条件を入力すると

PMV=-0.17

PPD=6%

感覚＝ニュートラル

という結果になりました。

 

PMV／PPDモデルは、1967年にデンマークのファンガー教授によって提唱された温熱感の考え方です。

ファンガー博士は多数の被験者実験を基に、人間の体内で発生する「代謝熱量」と人体から放出される「放熱量」が一致した、「熱的平衡」状態が快適性のための必要条件だとしました。

PMV/PPDモデルにおいては、まず人体側の「代謝量」と「着衣量」から、着衣の表面温度を決定します。

この着衣表面から周辺環境に対流・放射で放出される熱量を計算した上で、熱バランスがとれているかをチェックしたものがPMVです。

 

 

 

 

 

PMVは、放熱過大ならマイナス、放熱過小ならプラス、熱バランスが取れている状態ではゼロに近づきます。

今回の場合であれば、-0.17ですから少しだけ放熱が多い状態を指します。

また多くの被験者実験を通して、熱バランスを表すPMVに応じてどの程度不満に感じる人がいるかを推定したものが不満者率PPDです。

PMVが±0.5以内に収まっているとすれば、不満者率PPDは10%以下となり十分に快適な環境といえます。

これも6％ですから、十分に快適な環境と言える訳です。

でも、確かに蒸し暑く感じたんですよね・・・。

正確に言えば暑さよりもイヤな湿気を感じたんです。

でも湿度だって、高くないでしょ？

結局、人体の温湿度センサーって意外といい加減なのかもしれませんね？？？