こんな事がないように、住設はむやみに分解しないようにしましょう!

昨日は蒸し暑かったですね。

でも今日は、もっと暑くなりそうです💦💦💦

昨日、築27年のお宅にお邪魔してきました。

マルチエアコン更新の為の下見をしたきたんです。

その際にリビングの天井に設置された排気口の交換もお願いされました。

このお宅、パナソニックの第3種換気システムを採用しています。

 

 

 

 

 

 

 

こんな排気グリルが天井から、半分落ちかかっていました。

と言っても、グリメはダクトと繋がっています。

落ちる事はないし、排気もちゃんと行っていました。

見栄えが悪いという事なんでしょうね。

外れているだけならば、簡単に直せるのでは・・・。

そう思い、排気グリルを引き出して見ました。

でも肝心の部品が見当たりません。

 

 

 

 

 

 

 

商品図を挙げてみました。

⑧の部品に注目してください。

実は、この部品が天井板を押さえ付ける事でグリルを固定しているんです。

 

 

 

 

 

 

 

グリルを天井に開けられた孔に押し込み、グリル下端にあるネジを回せば、羽根が下がる仕組みです。

でもこの部品が外れて、なくなっています。

「付いているべき部品が見当たりませんね。」

「どこかに落ちていませんでしたか

そう聞くと、ご主人が照れくさそうに、こう仰ったんです。

「随分と前に、掃除するのに外そうと思ったんです。」

「色々といじっているうちに外れたんですが、パイプが繋がっているので抜く事も出来ずに諦めました。」

「でも、元に戻せなくなって放置してました。」

「たぶん部品は、落ちて無くなったんだと思います。」

時々いますよね

手先が器用で、何事にも興味津々

なにかと分解しちゃう人なんだと思います。

でも今回は、裏目が出ました。

既に廃盤になっている為、後継品と交換します。

たいした修理費用ではありませんが、それでもそれなりの金額になります。

むやみに分解しない方が良いですよ。

そう、お話ししました。

実は、もっと大事になったOBもいるんです。

その方は、お風呂掃除の際にユニットバスの排水口を分解しちゃったんです。

しかも、その際に部品を破損させてしまいました。

修理依頼を受けたものの、下見に行った業者からはガッカリな一言

排水口って防水パンの下から取り付けるものなんです。

だから天井→壁→浴槽→防水パンの順にバラす必要があります。

でも既に部品はありません。

バラす際に万が一部品が破損しても、交換する部品がない訳です。

そっくりユニットバスを交換する事をお勧めします。

結局、交換しました。

OBにすれば、とんだ出費ですよね

この時の頭を搔きながら言い訳しているご主人の顔を、今でも忘れません・・・。

こんな事がないように、住設はむやみに分解しないようにしましょう

意外と大事になるかもしれませんよ・・・。

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