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弊社OB宅でシャンプードレッサーの漏水が起こりました。
「洗面化粧台が漏水している。」
もう少し詳しく話を聴いてみると、ちょっと変な話です。
一時期流行ったシャンプードレッサーですから、キャビネットの扉を開けると水受けタンクがあります。
シャワー水栓のヘッドを持ってホースを延ばした時にホースに付着した水を受ける為のタンクです。
排水管とは繋がっていません。
万が一タンクが満水になった際には、タンク下に付いているホースをバケツ等に入れ排水する仕組みになっています。
ところが、ご主人はこんな事を言います。
「水を流すと、水受けタンクに水が流れるんだ。」
???
そんな筈はないんですよね・・・。
取り合えず、「今から向かいます。」
そう伝えて、現地に向かいました。
松下電工のシャワー水栓が付いていました。
キャビネット内を覗くと、水受けタンクの周りが濡れています。
さっそく水栓のレバーを上げてみると、確かにタンク内に水が貯まっていきます。
ちなみに排水管は不透明なため、水が流れているかわかりません。
でも配管を見る限り、水受けタンクと排水管が繋がっているようには見えませんでした。
「通常、水受けタンクに水が溜まる場合は、大抵ホースに穴が開いているんです。」
そう言いながらシャワーヘッドを延ばし、上向きにしてレバーを上げてみました。
案の上、ホースとヘッドのジョイント部から水が漏れていました。
それも、かなりの量です。
「ここから水が漏れていると思われます。」
逆に吐水口から排水口に流れる量はたいした事ありません。
(排水からの漏水ではなさそうだな・・・。)
そもそも、水受けタンクが溢れた事が漏水発見のきっかけだったようです。
そして、タンクに水が流れている事を発見!
どうやら開栓とタンク内への漏水が関係しているらしい?
もしかして、排水がタンクに繋がったの?
と心配になったようです。
でも、そんな事は有り得ないんです。
仕組みを説明して、理解してもらいました。
「修理が完了するまでは、ヘッドをホルダーから外して使ってください。」
「こうすれば、タンク内に水が貯まりません。」
そう、お願いしました。
ホルダーから外しておけば、ホースから漏水があっても、排水口から流れるのでタンクには貯まらないでしょ!
「問題は、部品があるかどうかですね。」
既に20年経過している水栓です。
代替部品が見つかれば良いんですが・・・。
取り合えず、メーカーのメンテナンス部門に修理を依頼しました。
さすがに20年も経過すると、ホースが傷んで漏水するケースが多発します。
でも今回の場合、ホースに傷は見当たりません。
パッキンの劣化が原因かも知れません・・・。
メーカーからの連絡を待ちたいと思います。
posted by AssetRed
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