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練馬区で工事中の『FPの家　H邸』の話です。

長かった木工事もいよいよ佳境を迎えつつあります。

キッチン天井への無垢板張りも、昨日から始まりました。

弊社HPの施工例にもありますが、キッチン天井を無垢板で仕上げる家って意外と多いんです。

木材って火に弱いイメージがあるでしょ？

なんでキッチンに木材を張るの？？？

という気がしない訳でもありません。

でも施工例を見ると、カッコイイ！と感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回採用したのは、道産タモ（板目）のクリア塗装品です。

タモ材とは、モクセイ科トネリコ属の広葉樹。

この木を製材するとタモ材になります。

建築や家具でだけではなく、バット・ラケット・スキー板などスポーツ関連の木製品にもよく使われています。

日本の他、中国やロシアが産地となりますが、産地による違いが少ないのも魅力だと思います。

でも、どうせなら国産材が良いでしょ？

という事で北海道産のタモという訳！

厚さ15mmの石膏ボードを張り、その下にタモの無垢板を張っています。

これなら、石膏ボードにビニールクロスを貼った場合と防火性能は大差ないでしょ？

ビニールよりは木材の方が、燃えにくいと思うんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じに張り始めました。

壁際には9mm程度の隙間を空けています。

ここには壁と同じ紙クロスを貼る予定です。

写真ではよくわかりませんが、クリア塗装が施されているので油汚れにも強そうです。

キッチンだと、油汚れが心配でしょ？

無塗装だと、シミが付いちゃうんですよね・・・。