だって通気層が大きい方が、通気層を通る気流速度は速くなるでしょ?

06月27日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り

気温は30℃に届かないようですね。

でも、凄い湿度💦💦💦

身体を動かすと、汗が吹き出します。

板橋区の『FPの家 K邸』では、通気胴縁の施工が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社では、厚さ30mmの胴縁&大貫を弊社では使います。

 

 

 

 

 

 

 

 

出入隅に使う30mm×90mmの3ツ割材。

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の部分は、30mm×40mmの野縁を使います。

 

 

 

 

 

 

 

 

だからコーナー部分は、こんな感じ。

結構ゴツイでしょ

理由は色々あります。

屋根の通気層は最低30mm必要と言われています。

でも何故か、外壁の通気層は15~18mmが一般的。

不思議ですよね。

外壁も屋根と同じ30mmにすれば良いのに・・・。

だって通気層が大きい方が、通気層を通る気流速度は速くなるでしょ

流速が早い方が、外壁からの輻射を抑えてくれます。

また、万が一通気層内に雨水が侵入しても躯体に与える影響が小さくなるようです。

そう聞くと、大きくしたくなるでしょ???

通気層が小さいと摩擦で気流速度が落ちます。

空気って意外と粘性が大きいそうです。

その境界が12mmくらい。

これを下回ると通気効率が落ちる訳です。

15mmなら問題ナシという事らしい・・・。

また弊社の建物はモルタル下地スイス漆喰塗りが多いので、ラス網からはみ出るモルタルで通気層が圧迫される事もあります。

通気ラスを採用しているからといって、問題が解決される訳ではありません。

何事もギリギリを狙う発想って、完璧な施工が前提なんですよね・・・。

でも完璧な施工なんて、有り得ません。

だからこそギリギリを狙う発想は、そろそろ卒業した方が良いと思います。

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