古いブロック塀を撤去してわかった事・・・

隣地との境にある既存ブロック塀を撤去しています。

隣地境界の真上にあるため、持ち分は半々になっているそうです。

これを隣家に相談し、施主負担で行うことになりました。

 

 

 

 

 

 

 

写真のように、塀と隣家が近接しているので、とても神経を使います。

敷地高低差もあり塀が土留めを兼ねているので、これを撤去すると心配なんです。

据え置きタイプの物置きも見えるでしょ

昨日の雨で地盤も緩んでいます。

土が崩れたら、物置もコケそうで怖いんです。

でも問題は他にもあります。

塩ビ管が見えるでしょうか

この配管、ナント生きているんです。

隣家の生活排水がここを通って最終枡に流れます。

塀を撤去する際に、これを傷つける事のないよう細心の注意を払いました。

無事、撤去できそうでひと安心です。

なにしろ塀には基礎がありません。

ただ地面にブロックが積んであるだけなんです。

また塀の足元には、双方の家の塩ビ管が塀を挟むような形で設置され、これを囲む形にモルタルが塗られていました。

よく、今まで倒れなかったと感心しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

壊してみてわかったんですが、横筋はおろか縦筋も入っていないんです。

空洞部へのモルタル充填もなし

繋ぎ目にだけモルタルが充填されています。

直行する塀との接合部も、モルタルで接着してあるだけ・・・。

グラグラ揺れる筈です。

でも、お陰で簡単に壊せました。

しかも新しい事実を発見

壊した塀の下には、さらに古い塩ビ管が通っていたんです。

隣地から塀の下を通り、隣地に戻っています。

完全な越境です。

コンクリート等で根巻きもしていませんでした。

排水不良で、配管をやり直したのかも知れませんね・・・。

配管の上に塀なんてつくったら、勾配が変わっても不思議ではありません。

そこに水を流しても、流れる筈なんてないでしょ

トンデモない施工だと思います。

作り直すことにして大正解だと思いました。

むしろ今まで倒れなかったのが奇跡とすら思えます・・・。

でも隣の人は、まるで心配していない様子です。

配管が壊れたら・・・

物置が傾いたら・・・

これらが心配で仕方ないご様子です。

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