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練馬区で工事中の『FPの家　H邸』の話です。

昨日・今日と外壁のモルタル中塗りを行っています。

いつもなら下塗りから1週間の養生期間をとり、中塗りを行います。

でも今回は、養生期間を中2日としました。

施工マニュアルには1～2日の養生をとると書かれているので、中2日なら問題ありません。

とにかく梅雨の真っ最中でしょ？

晴れているうちに、少しでも工程を進めておきたいんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

中塗りの様子を撮ってみました。

下塗りの上に、モルタルを重ね塗りします。

上の方に見える白いモノはアリスファイバーネットという

高い引張弾性率を有する耐アルカリ性ガラス繊維ネットです。

モルタルの乾燥収縮により生じる引張力を抑え、ひび割れを防止してくれます。

 

 

 

 

 

また、これを使用する事で耐久性を高める事が出来ます。

ネット不使用時と比べて約2倍の曲げ強度が得られ、長期に渡るひび割れを抑制する事が出来ます。

ちなみに、一般的なネットは耐アルカリコーティングを施しています。

でもジルコニアを17％含有しているファイバーネットは、強アルカリのモルタル中でも長期に渡って浸食されません。

 

 

 

 

 

 

 

 

中塗りの上に被せて、金鏝で押さえて伏せ込みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ネットが見えなくなったら、もうひと撫でして仕上げます。

これにてモルタル塗りは終了です。

中塗りなのに終了？という方もいるかと思います。

この上に塗るスイス漆喰も左官工事なので、弊社ではこれを上塗りと呼んでいる訳です。

1週間ほど養生期間を経て、上塗りを行う予定です。