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07月06日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は曇り。
最高気温も35℃まで上がりました。
とにかく暑かった💦💦💦
でも空調服は、まだ着ていません。
でもPCMネッククーラーを首に引っ掛けて出ました・・・。
板橋区の『FPの家 M邸』、捨てコンを打設しました!
捨てコンとは
捨てコンとは捨てコンクリートの略称です。
基礎下の地盤に流し込むコンクリートを差します。
その厚みは5cm程度が一般的です。
砕石地業の天端を平らにするのが目的のため、鉄筋を配筋する必要がありません。
いわゆる無筋コンクリートなんです。
鉄筋がないためひび割れが生じやすくなりますが、地業ですからひび割れても影響ありません。
一般的なコンクリート工事ではないんです。
『捨て』という言葉には、こうした意味があるのかもしれません・・・。
その目的は、基礎の位置を示す線をより正確に書くため。
捨てコンの上に墨出しすれば簡単には消えません。
平らだから、正確な位置に墨出しできるでしょ?
また足元が平らになるので、作業効率も上がります。
また砕石のように凹凸がありませんから、スペーサーを配置する際に座りが良くなります。
組んだ鉄筋に立った際に、スペーサーが沈むこともありません。
鉄筋と地面との間隔をかぶり厚さと言いますが、砕石の上にスペーサーを置くと、かぶり厚さが不揃いになります。
場合によっては、かぶり厚さ不足になる事もあります。
だから捨てコン打設って、省略してはならない工程だと思うんですよね・・・。
捨てコンの上に型枠を固定する金物を留める事も出来るので、作業性も上がるんです。
コスト削減を目的に、安易に省略しないようにしましょう!
朝一番に砕石地業を終わらせて、その上に防湿シートを敷き並べました。
M様からお預かりしていた『鎮物』も、建物中心付近に無事埋設。
これにて、準備完了です。
写真手前に一輪車が写っているでしょ?
今回は、これが大活躍する予定なんです・・・。
だから、根切底の深い部分には道板も配置しました。
そうそう、一輪車のことを『ネコ』と言います。
なぜ???
調べてみると、こんな理由らしいです。
以下
から転載しました。
いくつもあるんですね。
どれが正しいかは、わかっていないそうです。
個人的には、1番目が濃厚かなぁーと思います。
捨てコンクリートの打設は、昼一番に行いました。
予定より10分ほど早く、生コン車が到着。
そのままバックで私道に入ってもらいます。
ちなみに今日の打設メンバーは2名です。
レミコン納入票を確認し、さっそく生コンをネコにあけて貰いました。
ネコって慣れないと、扱いにくいんです。
不慣れな人だと、ハンドルを持って押すんですがフラフラして真っすぐに走ることができません。
そう言えば昔、運動会に一輪車競争ってあったんですよね・・・。
一輪車にセメント袋を載せて走るんです。
リレー形式に校庭を何周も回るんですが、バトンの代わりに一輪車を引き継ぐ訳です。
コーナーで転ぶ人も多いので、結構スリリングなレース展開が楽しめました。
その位、フラフラして難しいんです。
その点、基礎屋さんはさすがですね。
道板の上を軽快に走っています。
対角まで運んだらネコを傾け、生コンを落とします。
あけた生コンを金鏝で平らに均します。
その間、空荷のネコは生コン車の元に戻ります。
そして生コンを積み、運びます。
道板を渡るネコを撮ってみました。
道板って厚さが30mmくらいあります。
それを砕石の上に置きます。
だから上を通る際に、段差を乗り越えなければなりません。
これがまた、コツがいるんです。
こんな作業をしばらく続けます。
根切りの深い部分を、遠い所から近い所まで。
その後は、高い部分の遠い所から近い所まで。
途中で、道板の移動も行います。
道板が邪魔で、道板の下の捨てコンクリートが打てなくなるからです。
1.4㎥の生コンを40分ほど掛けて打設しました。
いゃ~、暑かったですね💦💦💦
月曜日は、天気が良ければ墨出しと型枠設置を行う予定です。
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。