blog
練馬区で工事中の『FPの家 H邸』の話です。
大工工事が終わり、電気屋による穴開けが行われています。
クロスを貼ってしまうと、スイッチやコンセントの穴を開け間違いが出来ないでしょ?
また穴開けを行いながら
断線していないかどうか?
とか
配線が間違っていないか?
を通電して確認するようにしているんです。
必要であれば、石膏ボードを剥がして配線を是正します。
だから穴開けが終わるまで、内装工事を進めることは出来ません・・・。
穴開けが終われば、早速内装工事を進めます。
壁の出隅部分にコーナーテープを貼ったり
点所の出隅部分にもコーナーテープを貼ります。
コーナーテープって、こんなテープです。
折り曲げてしごくとL字状になるので、出隅への貼り付けが簡単です。
パテの付着力アップの為、コーナーテープ表面にヘアラインを施してあります。
粘着テープ離型紙の片側に目盛が入っているので、必要な長さを巻き出す際の目安になります。
コーナーテープを貼ったら、次はパテ処理です。
壁・天井下地の石膏ボードのジョイント部・ビス頭等にパテを充填し、硬化したら平らに均します。
下地の平滑具合にもよりますが、1~3回程度これを繰り返します。
大工工事完了の際にきれいに掃き掃除を行いますが、パテ処理が始まると現場中がパテ粉で真っ白になります。
現場に入っただけで、作業着や髪の毛が真っ白になっちゃうんですよね・・・。
鼻の中にも粉が入ります。
鼻をかむと、テッシュに黄色い色が付着する位酷いんです。
この作業がしばらく続きます。
パテ処理が終わったら、クロスを貼ります。
ちなみに弊社では、ビニールクロスを極力使わないようにしています。
ビニールクロスってビニールと紙の複合製品の為、リサイクルしにくいんです。
日本の壁紙生産量は約6億㎡。
その93%を占める塩化ビニール樹脂は重量で約18万t。
廃棄量は、ナント約10万tにもなるそうです。
そのうち、リサイクルされるのはわずか1%程しかありません。
大半は埋立処分なんです・・・。
ビニールって埋めても腐らないでしょ?
だから埋め立て地がどんどん増えます。
しかも、健康被害に注意する必要があります。
環境にも身体にも悪影響を与えるモノを、敢えて使う必要もないでしょ!
だから弊社では、紙クロスをお勧めします。
紙クロスなら、そのまま製紙原料としてリサイクルされます。
製紙原料にならないものは固形燃料にされる事もあります。
いずれにしても紙クロスは、産業廃棄物の中では再資源化しやすいものの一つなんです。
ビニールクロスと違い、有害な揮発性化合物も出ないし・・・。
経年劣化も少ないですよ。
でも良い点ばかりではありません。
ビニクロのように伸び縮みしないので、見た目は少し悪いかもしれません。
継ぎ目が目立つんです。
デザインも少ないし・・・。
メンテナンスに気を使う必要もあります。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。