モルタルを塗り込んだ際に、通気層を圧迫しないのが裏打ち材の目的です。

07月12日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り一時雨

梅雨だから仕方ないんですが・・・。

外作業が遅れて仕方ありません😢

それでも板橋区の『FPの家 K邸』では、カッパを着用した職人がラス網の施工をしてくれています。

感謝、感謝、感謝・・・。

とは言え、やはりペースが遅いですね。

仕方ないとは思いますが・・・。

 

 

 

 

 

もちろん、フジカワの通気ラス75EVoを採用しています。

では現場の様子を少しだけ挙げてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

まず最初に行うのが、土台水切の上に下端定規を取り付ける事。

通気胴縁や、通気胴縁と通気胴縁の間に取り付けたラス網受けの下端に合わせてタッカーで固定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、その上に補助裏打ち材を横張りします。

写真の茶色い紙です。

イラストを見てわかるように、フジカワ通気ラスはラス部分と裏打ち材をずらして固定しています。

これは施工時のラスの継ぎ目を考慮している為です。

でも、これをそのまま張ると、裏打ち材のない部分が土台水切り部分や開口部廻りなどに出てしまいます。

従来はアスファルトフェルト等をカットして使用するか、ラスの部分を裁断して施工していました。

そこで補助裏打ち材の登場です。

幅14cmに裁断されたターポリン紙が50m巻になっています。

これを使えば簡単かつ効率的に通気ラス施工が出来るんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

モルタルを塗り込んだ際に、通気層を圧迫しないのが裏打ち材の目的です。

だから通気層や土台水切の外側に張ります。

次に出入隅部分に通気ラス75EVoを縦に張ります。

写真のように折り曲げて回し張ます。

突き付け納まりはNGです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ラス網は原則、下から上、右から左に張っていきます。

また横張りとし、千鳥に配置します。

隙間があいたり傾いて張るのはNGです。

雨の中の作業って、意外と集中できません。

くれぐれも事故のないよう、慎重に作業を進めて欲しいと思います。

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