コロニアルと窯業系サイディングを使った人は、捨てる際の責任を果たさなければなりません。

07月20日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は晴れ

気温も36℃を超えました。

暑い💦💦💦

午後、弊社OB様宅にお邪魔してきました。

築25年を経過したFPの家です。

当時の弊社の建物は、コロニアルの屋根&窯業系サイディングの外壁が当たり前。

このお宅の屋根&外壁も、コロニアル&サイディングでした。

「そろそろ外装材のメンテナンスの時期でしょ

以前にお声掛け戴き、早々に見積もりを提出。

今回は見積もり内容の確認と、色決めを行ってきました。

このお宅、過去にちょっとした経緯があるんです。

新築時に張ったサイディングに問題がある事がわかり、メーカー負担で張り替える事になりました。

それが、今から15年ほど前だったと思います。

どうせ足場を架けるなら、他のメンテナンス時期に重ねちゃえ

という事で、築10年後にサイディングを張り替えました。

そして屋根の塗装も行ったんです。

軒天・破風板の塗装も行っています。

でも樹脂製の雨樋は、特にメンテナンスを行っていませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに樹脂製の雨樋を交換したのが8年前。

太陽光発電システム設置のタイミングで行っています。

退色が進み、かなりみすぼらしくなっているでしょ

しかもジョイント部からの漏水がありました。

この時はまだサイディングも綺麗だったし、目地シールも傷んでいませんでした。

あれから15年、さすがに経年劣化は否めません・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

板間のシールは写真のように、ひび割れています。

日当たりの良い面では、サイディングとシールが完全に剥がれている所も確認できます。

サイディング表面を触ると、手に白い粉がうっすらと付きます。

いわゆるチョーキングと言われる現象です。

これ、外壁塗装の目安なんですよね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

パッと見は、まだまだイケそうでしょ

 

 

 

 

 

 

 

 

軒天・破風板の塗装も、まだまだイケそうな感じです。

でもチョーキングが起きています。

という訳で、次の部位の塗装を行うことになりました。

屋根・・・シリコン塗装(3回塗り)

外壁・・・多彩WB工法(2色塗り)

目地シール・・・うち替え

軒天・破風板・土台水切・・・ウレタン塗装(2回塗り)

ついでにFRP防水のトップコートも塗り直します。

雨樋はまだ綺麗なので、今回は何もしません。

足場を架けての大工事は、10年目に続いて2回目となります。

外装メンテナンスって意外と費用が掛かるので、バカになりません。

心配事もあります。

いつまで塗装で凌げるんだろう???

当然、どこかで剥がして張り替える必要があります。

でも屋根はアスベスト混入品、色々と問題があります。

窯業系サイディングも同様です。

幸いアスベストは入っていません。

でも廃棄に伴う問題は山のようにあるんです。

コロニアルと窯業系サイディングを使った人は、捨てる際の責任を果たさなければなりません。

軽い気持ちで採用すれば、後で後悔する事になります。

怖い怖い怖い・・・。

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