集熱器で集めた太陽熱で不凍液(熱媒)を温め、蓄熱層下部の水を温めます。

今日は水曜日につき、アセットフォーはお休みです。

先日、お客様と打合せをしている際に、こんな質問を受けました。

「太陽光じゃなくて、太陽熱ってどうなの

そう言えば以前の弊社HPには、太陽光発電と太陽熱利用システムの違いについて説明を加えていました。

でも現在のHPでは割愛しています。

過去に拙ブログのネタとして挙げた事もありますが、探すのも大変だと思います。

そこで、簡単に書いてみようと思いました。

そもそも地球に降り注いでいる太陽エネルギーには、どれほどのパワーがあると思いますか

驚くことに、全世界で1年間に使われているエネルギーをたったの1時間程度で生み出すほどのパワーがあるそうです。

 

 

 

 

 

地球と太陽はちょうど良い距離を保っており、地球は太陽から様々な恩恵を受けています。

地球に届いた太陽光で温められた熱を地表から宇宙に向かって放射するときに一部を地球に戻し、地球を包んでいる大気から必要な熱を逃がさないようにしているおかげで人間や動物が生息するのに適した気温に保たれています。

 

 

 

 

 

 

 

もし敷地に降り注ぐ太陽エネルギーをすべて電気として使えるとしたら、東京や大阪では1日に1㎡当たり3.5KWh(年平均)になるそうです。

太陽光を遮る障害物がない100㎡の敷地であれば

100㎡×3.5KWh=350KWh

これに30円を掛けた10,500円が1時間当たりの太陽からの恩恵となります。

凄い恩恵ですよね。

この恩恵を活かした設計をパッシブ設計なんていう事もあります。

室内に取り込む太陽光を設計手法により上手に調整し、夏涼しく冬暖かくする事で冷暖房エネルギーの削減を図れます。

太陽エネルギーは石油や石炭に代わる自然エネルギーです。

再生可能エネルギーとも言われ、様々な形で私たちの暮らしの中で役立っています。

太陽熱利用システムもその一つです。

簡単に、その仕組みを挙げておきます。

 

 

 

 

 

 

 

集熱器で集めた太陽熱で不凍液(熱媒)を温め、蓄熱層下部の水を温めます。

温められた蓄熱層内の水は上に上がり、冷たい水は下に下りてきます。

お湯を使う際は、蓄熱層上部の高温水を利用します。

蓄熱層内部の水が減れば、下部に注水を行います。

蓄熱層で熱を奪われた不凍液は、集熱パネルに戻って再度温められます。

太陽が出ている限りは、少ないエネルギーでお湯をつくる事が可能です。

また太陽光発電のようにパネルに直接太陽光が当たらなくても、問題ありません。

パネル周辺の気温が高ければ良いんです。

熱を集める集熱器とお湯をためておく蓄熱槽が分かれているのが、このシステムの特長です。

太陽熱温水器のように屋根上に水を溜める必要がありません。

そのため屋根への負担が少なく、太陽光発電パネルとの併設も可能です。

雨天等で集熱量が不十分な場合は補助熱源により加温します。

家庭の場合は、集熱面積4~6㎡、貯湯量100~300ℓが平均的です。

エコジョーズやエコキュート等の補助熱源と一体型の機種もあります。

日本人って海外の人々に比べて、お湯の使用量が多いそうです。

入浴の習慣が原因だと言われています。

だからこそ給湯エネルギーの削減は、省エネルギー・省CO2の為に重要です。

あなたも太陽熱を利用して給湯エネルギーを削減しませんか

https://www.assetfor.co.jp 

posted by Hoppy Red  

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

ただいま、現場監督見習いを募集しています。

https://www.assetfor.co.jp/recruit/

上記をご確認ください。

練馬・板橋で注文住宅を建てるならアセットフォーへ資料請求
練馬・板橋で注文住宅を建てるならアセットフォーの見学会へ
  • 練馬・板橋で注文住宅を建てるアセットフォーのFacebook
練馬・板橋で注文住宅を建てるアセットフォーのホームページTOPへ