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昨日、『FPの家　H邸』にこんな測定バッジを設置して来ました。

 

 

 

 

 

 

 

緑がV4、赤がホルムアルデヒドの空気中濃度を測定するバッジです。

ちなみにV4とは、次の揮発性有機化合物を指します。

キシレン

トルエン

エチルベンゼン

スチレン

 

 

 

 

 

意外なことに、室内には空気を汚染する物質がいっぱいあります。

ウイルスやダニの死骸、水蒸気や臭い。

呼気に含まれる二酸化炭素も、これに含まれます。

また建物に由来するモノもたくさんあります。

塗料や接着剤、合板やビニール建材等々・・・。

これらに含まれる有害物質の代表が、先程挙げたV4だったりホルムアルデヒドという訳です。

それぞれ一定量を超えない限り、人体に影響を及ぼす事はありません。

でも、それぞれの物質により、その量はマチマチです。

建物が完成したら、お客様に引き渡す前に、これらの放散量を測っておきたいでしょ？

知っておけば、対処方法をお知らせする事も出来ます。

また、今後の建物のつくり方の参考にもなります。

そんな訳で弊社では、20年ほど前から全棟で測定を行うようにしました。

測定方法は至って簡単です。

先程の測定バッジを完成現場に24時間、静置するだけ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社では、高さ1.2～1.5mくらいの脚立をリビングに立て、そこに写真のように取付けています。

設置直前までバッジを袋から出さない事！

 

 

 

 

 

 

 

 

測定中は、原則立入禁止です。

玄関に立入禁止札を貼り、誰も入らないようにしています。

翌日、バッジを回収します。

その際は、速やかに袋に入れる事が肝心です。

バッジ×2個と必要事項を記入した専用書式をそれぞれ用意して、分析機関に送付。

1週間ほどで、分析結果が届きます。

これがあれば、イザという時に頼りになると思うんです。