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先日、築18年の弊社OBから電話が入りました。
玄関ドアのサムターンが回らなくなったとの事。
鍵が閉められないので、出掛ける事も出来ず困っているようです。
新築時の写真を挙げてみました。
採用したのはY社の断熱ドア。
電気錠を取付け
ボタンで開閉を行っているお宅です。
既にメーカーに電話相談をしているそうです。
メーカーのメンテ担当者曰く
「既に在庫が無くなっている為、メンテ対応は出来ない。」
との事。
「工務店にお願いして、ドアをそっくり交換してください。」
とアドバイスを戴いたようです。
よく聴く話ですよね・・・。
「鍵の開け閉めが出来ないので、出掛ける事も出来ません。」
「どうにか、なりませんか？」
OBも食い下がったようです。
するとメンテ担当者は
「電気配線を外せば、手動で施開錠できるようになりますよ。」
「工務店にお願いしてください。」
と言ったそうです。
そこで弊社に電話が入った訳です。
さっそく現地に向かいました。
挨拶を済ませ、まずは現状確認！
サムターンを回そうとすると、確かに動きません。
どうやら、何かが引っ掛かっているようです。
試しに少し力を入れて回してみました。
あっ！回った・・・。
「回りましたよ。」
何度か回してみましたが、スムーズに回ります。
「試しに、ボタンを押して施開錠してみてください。」
しばらくすると、鍵が掛かる音がしました。
そして、鍵が開く音もします。
これを2回ほど繰り返し、問題なく施開錠が出来る事を確認できました。
良かった・・・。
「とりあえず、問題はなくなったと思います。」
ヒヤリングを行いましたが、サムターンが動かなくなった原因はわかりませんでした。
普段からボタン操作していないので、サムターンに異物が混入する事も無さそうです。
？？？
結局、電気配線をいじる事もなく作業完了となりました。
「メーカーが来てくれなくて良かったわ。」
「直してくれて、ありがとうございます。」
感謝の御言葉を戴き、これにて一件落着です。
近い将来、同じ現象が起こるかもしれません。
その時は、ドアごと交換が必要になるかもしれませんね。
そう話して、現場を離れました。
ここからは愚痴になります。
築18年のお宅です。
玄関ドア自体は本当にキレイなんです。
でも鍵の開け閉めが出来なくなりました。
これ自体は、たまにある事ですよね？
当然、鍵を修理します。
シリンダーを交換するのが一般的かな？
でも電気錠の場合は、話が違うようです。
ドアをそっくり交換しなければならない・・・。
メーカーが修理も出来ない？？？
そんな話、聞いた事ないですよね？
今回は、たまたま大事になりませんでした。
でも、同じ事がいつ再発するかわかりません。
次回も、簡単に直ればいいんですが・・・。
そもそも玄関ドアの交換って大変な事でしょ！
簡単に口に出せる事ではないと思います。
メーカー担当者の感覚、ズレてますよね？
私の感覚がおかしいのかな・・・。
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