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08月31日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は曇り。
台風の影響でしょうね。
ときおりパラッと雨が降って来ます。
早いとこ、通り過ぎちゃえば良いのに・・・。
間もなく完成する予定の板橋区の『FPの家 K邸』。
外から撮った写真を挙げてみました。
写っているのは2階キッチンの窓と、レンジフードのフードです。
窓の左側は排気口用、そして右側は給気口用となります。
色や形状が異なるので変かな?
以前は排気・給気ともに同じフードを採用していました。
両方とも、右側のフードだったんです。
でも、ある理由で変えました。
防火ダンパー付という事もあったんですが、とにかく圧損が大きいんです。
レンジフードの設置条件によっては、強にしても中と風量が変わらない事があるんです。
風量が少なければ、臭いや水蒸気が残ってしまいます。
使いにくいでしょ?
ダクト長さを短くしたり、曲がりを少なくすれば良い訳ですが、出来ない場合が多いんです。
防火ダンパーを付けない訳にもいかないし・・・。
そこで、圧損の少ないフードに変えました。
風量、かなり増えますよ・・・。
そもそも電動給気シャッターは外に面する壁に設置する為、ダクト長が短く曲がりもありません。
だから圧損を気にする必要がないんです。
でも排気ダクトは、レンジフードの設置条件で長くもなるし、曲がりも増えます。
ダクト内の風量が増えるほど圧損は大きくなるので、強モードの際には思ったほど風量が出ない事も多いんです。
圧損の少ないフードって、助かるんですよね・・・。
ついでですから、書いておきます。
フードには防虫網が付いているタイプもあります。
このタイプを設置するのはやめましょう!
1階に設置する分には構いません。
でも高所に設置すると、メンテナンスが大変です。
防虫網が虫の死骸で詰まっちゃうんです。
死骸を取り除かないと、本来の給排気量を保つ事が出来ません。
でも清掃には、2連梯子が必要になります。
3階のフードであれば、梯子を使っても届きません。
高所作業車を手配するか、足場を架けるしかないんです。
虫対策として、内側に防虫フィルターの付けられるタイプをお勧めします。
フィルター清掃は面倒ですが、足場を架けるよりはマシでしょ?
写真を見ると、給気口と排気口が離れて設置されてるでしょ?
実は給気口と排気口の距離が近いと、排気口から出た汚れた空気をもう一度給気してしまう恐れがあるんです。
このような現象をショートサーキットといいます。
排出したはずの料理の匂いや二酸化炭素・水蒸気等が、給気口から入ってくるのはマズイでしょ?
これを防ぐには、給気口と排気口を離して設置する必要があります。
また充分な離隔距離が保てない場合は、給気口と排気口の取付高さを変えたり、フードの向きを工夫するようにしています。
同様の理由で給湯機やガス乾燥機の排気筒の近くに給気口を設置するのもNGです。
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。